それは11日に都内で行われた、dTVオリジナルドラマ「銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-」舞台挨拶つき先行上映会でのこと。出演者の山本美月さん、立木文彦さん、戸塚純貴さん、福田雄一監督が参加。主演の小栗旬さんが、キャストにも観客にもサプライズで登場しました。
仮面ライダー出身俳優の戸塚さんは、まさか小栗さんが登場するとは知らず、福田監督にあおられるままに「小栗さんに出せないものが自分には出せる。小栗さんは最近、体力の限界を感じているのではないか。そこで僕が行きますよ。小栗さんと次に会ったら、世代交代だと言います。負けねえぞと、芝居でもここぞという顔を小栗さんよりもスゲエものを出すぞと」と宣戦布告。
そこへサプライズで登場したのが、小栗さん!驚きと恐怖で半泣きの戸塚さんでしたが、勇気を振り絞って「パート3があったら、俺が小栗さんを超える芝居を見せます。なので…世代交代だー!」と絶叫しました。それに小栗さんは「はい、応援します」と優しく声をかけるも「ただ俺の方が体力はある。結構、体力があるぜ。それだけは。だから何かで体力勝負しようよ。地味に2人きりで」と受けて立つ構え。それに戸塚さんは「小栗さんはムキムキ。腕は岩みたいだからなぁ」と早くも弱気モードでした。
一方、劇中で昭和の大ヒットアニメ「銀河鉄道999」のキャラクター、メーテルに扮した山本さんは「何故かメーテルをやらせてもらっています。原作には出てないんですけど…」と複雑な表情で「お話を頂いたのは撮影の数日前。メーテル世代ではないので勉強しました」と舞台裏を告白。アニメ好きで「銀魂」の大ファンだそうで、福田監督に「まだあきらめていません!」とメインキャストとしての出演を直談判すると、福田監督は「映画版の2が大ヒットの際には3をやれるかもしれないので、その時は申請してください。借りを作ったので頑張りますよ」と約束していた。