「ギネス世界記録」といえば、面白い記録が出るとニュースなどで紹介されることも多く、耳にしたことがない人はいないかと思います。
2015年11月には日本でも「スケートボードで30人の股下をくぐり抜けるブルドッグが、ギネス認定」のニュースがネットを中心に話題になり「犬かよ!?」と思ったスケーターも多かったのではないでしょうか?
そこで、実際にギネス世界記録の中でもスケートボード関連の記録は何個くらいあるのだろうと調べたところ、驚きの数が確認されました!
Facebookより @guinnessworldrecordsjapan
ギネス世界記録の定義
そもそもギネス世界記録は“何でもアリだけどなんでもいいってワケじゃありません”
公式サイトには…
1.計測可能か
2.証明可能か
3.標準化可能か(計測は1ポイントに置いて、そして他の人も同じ計測方法を取ることが可能か)
4.記録更新が可能か
以上4つのポイントが記録の基軸になるとあります。要するに世界中の人が競い合うことが出来るかどうかという事のようです。
Facebookより @guinnessworldrecordsjapan
「24時間でスケートボードで最長移動距離記録を持つアメリカ在住、アンドリュー・アンダスさん」記録は431.32km
気になるスケートボード関連の記録は
公式サイトで調べてみたところ…、なんと約140個!
単純に“skateboard”と検索すると210件のヒット(2017年2月27日現在)。しかし、70件以上は「現在、この記録タイトルに記録保持者は存在しません」と表示されるので実際の記録は140前後となります。(これにはスケートボードのTVゲーム関連なども含まれます)
※この記録はギネス世界記録公式サイトにアカウント登録すると見る事が出来ます。
中でも気になったのは…
この中でも筆者が気になった記録は、
最長のノーズマニュアル(前のタイヤだけでウィリー)記録…【81.08メートル】
2014年8月23日にカナダのJeffrey Nolanによって達成。
→意外とやれば出来るような気が……、いや出来ないけどね。
連続キックフリップ記録…【1546回】
2008年11月30日にアメリカのZach Kralによって達成。
→この記録を更新しようとしたら1546回目が一番緊張するでしょうね。
最長のマニュアル(ウィリー)記録…【217.1メートル】
2012年6月13日にカナダでJeffrey Nolanによって達成。
→マニュアルしながらチクタクする感じ?
スケートボード最長の旅…【12159キロ】</p>
2007年6月24日から2008年9月28日の間、スイスから上海までニュージーランドのRob Thomsonによって達成。
→それだけ旅に時間を費やせるのが羨ましい…
1分間でオーリー(ジャンプ)…【72回】
2013年4月7日にアメリカのGabriel Penaによって達成。
→1秒間に1回オーリーしても間に合わない!
世界最大のスケートパークは…【中国!】
中国広州市にて2015年に完成された、GMPスケートパークで、広さは16900平方メートル!
→スケーターなら一度は行ってみたいハズ!
最大のスケートスクール人数は…【311人】
2012年6月21日にアメリカのETNESスケートパークにてNick Gates と Pierre-André Senizerguesによって行われた。
→ちょっとしたお祭り?!
最長のボードスライドは…【30.62メートル】
2007年9月17日にアメリカのRob Dyrdekにて達成。
→ワックス塗りまくり?
最長のレールでの50-50グラインドは…【62.1792メートル】
2016年10月17日にJagger Eatonによって達成。
→やはりワックス塗りまくり?
最もスケートボードのトリックを考案した人物は…【ロドニー・ミューレン】
1997年から2008年の間に30のスケートトリックを発明した。
→スケートボードに興味がない人でも、この人の映像は面白いですよ。
まだまだ記録はあるのですが、皆さんはこれだけのスケートボードに関連する記録がギネスに登録されているのを知っていましたか!?
気になるオーリーの記録は
ちなみにオーリーの世界記録は2011年2月15日にアメリカのAldrin Garciaによって記録された114.3センチメートル!
以上、スケートボードに関連するギネス記録いかがでしたでしょうか。
スケートボードは発想しだいでどんどん進化していく競技です。一口に「滑る」と言っても、飛んだり、回ったり、(デッキを)回したり、グラインドしたり、逆立ちしちゃったり…スケーターにとって「滑る」という言葉には無限の意味が含まれています。
そんな想像力の賜物であるスケートボードは、今後もギネスの世界を賑わせていく事でしょう。
気になる方は是非「ギネス世界記録」公式サイト(skateboardが検索出来るのは、残念ながら英語サイトのみですが)でチェックしてみて下さい。
スケートボードの新たな楽しみ方が見つかるかも!?