【徹底検証】スケートボードVSランニング!ダイエット効果はあるのはどっち!?

2016/10/18
放送作家 小嶋勝美

WHOによると「15歳以上の日本人の65.3%は運動不足」だとされています。たいていの人が運動不足解消で思いつくのが“走ること”ではないでしょうか?「でもランニングってキツイし長続きできない」そんな人も多いのでは?

 

そこで!「スケートボードで楽しく運動不足解消できないか!?」と考え、スケートとランニングでどれくらい運動不足が解消できるのか比較検証してみました!

ランニングとスケートボードで“心拍数とカロリー消費”を比較!

ちなみに筆者の詳細は…

身長177cm 体重64kg スケートボード以外は、たまにフットサルをする程度

※なぜか笑顔でランニングスタート

1時間ランニングの結果

走行距離:7.73km

平均心拍数:141

カロリー消費量:562kcal

※1時間ランニングの結果 
(計測にはGPS内臓で心拍数やカロリー消費量を計測できる「TomTom」のスポーツウォッチを利用)

普段ランニングをしない筆者にとって1時間ぶっ続けで走るのはかなりきつかったのですが、キツさの割に意外とカロリー消費が少ないことが判明!

1時間スケートボードの結果

走行距離:2.82km

平均心拍数:137

カロリー消費量:857

※フラット・カーブBOX・ミニランプをバランス良く行った結果。走行距離に関しては室内セクションも利用した為GPSが認識していない可能性がありおそらく正確ではありません。

※1時間スケートボードの結果。フリースタイルモードで計測

まさかの結果が!あんなに苦労して1時間走ったにも関わらず、平均心拍数はスケートボードの方が低いのにカロリー消費はスケートボードの方が295カロリーも消費量が高い事が判明!

※あくまで個々のスキルなどにより個人差があるとは思います。

気になる人は試しに乗ってみては

東京オリンピックにも決定したスケートボードが気になる大人の方は意外と多いと思います。以前、筆者が「オヤジスケーター」の取材をした時にも感じた事ですが「今さら始めるのは…」「なんか恥ずかしい…」などの理由で手をつけられないという方!“運動不足解消”を理由に始めてみてはいかがでしょうか?

ランニングがきつくて続けられなくて、スケートボードが気になっているという、かなり狭い範囲の方に是非オススメです!今回の検証を通して、スケートボードに乗りながら、心拍数や消費カロリーを目で見て確認できるというのは、なかなか面白い経験でした。

心拍数に関して

いろんな上手いスケーターと接してみて思った事が一つあります。「スケートが上手い人は危険なセクションはもちろん、プライベートでもあまり動じない人が多い!」 これはなぜか?

とある番組の検証企画でアマチュアのバイオリニストが人前で演奏した時に心拍数が120まで上昇し、ミスを連発。プロのバイオリニストが演奏した時には心拍数が90程度だったそうです。心拍数というのは95程度だと、よい緊張感を得ることができ、物事に対する集中力が格段にアップするらしいとの事。

スケートボードは常にスリルと向き合わなければならない為、たとえ一人で練習していても程よい緊張感を維持する訓練になるのではないでしょうか?

だからスケートが上手い人は心拍数のコントロールが自然に出来る為、物事に動じない人が多いのではないのかと思います。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

放送作家 小嶋勝美が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop