「オンライン診療を受けたい人の入り口に」。すずきこどもクリニック院長・鈴木幹啓氏が手掛ける「オンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョク」とは

2021/02/05
マガジンサミット編集部

 

コロナ禍で医療の世界も変わりつつありますが、オンライン診療もその変化の一つです。人と接することなく診療が受けられるため、感染の心配がなくなります。今回、そのオンライン診療をより行いやすくするための「オンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョク」を「すずきこどもクリニック」の院長・鈴木幹啓さんが開発。そのサイトについてお話を伺いました。

すずきこどもクリニック

「すずきこどもクリニック」は、和歌山県新宮市にある小児専門クリニック。小児科診察全般に加え、特定機能病院への窓口や、地域の方の子育て支援の全面的なサポートも行い、親しみやすく長く付き合えるクリニックとして活動しています。

すずきこどもクリニック・鈴木院長が語るオンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョクについて

――オンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョクのスタートに至った経緯について教えてください。

鈴木院長(以下、鈴木)「このコロナ禍の中で患者の方々から通院回数を減らしたいという声が多く、ではオンライン診療を始めようかということでスタートすることになりました。」

――患者のニーズにこたえたという形なんですね。では具体的にはどのようなことから手を着けられたのでしょうか。

鈴木「まず、既存のオンライン診療ができるシステムがあるんですけど、それをスタッフが使えるようになるために使い方の教育が必要なんです。オンライン診療はまずアプリをスマートフォンにダウンロードするところから始まって、クレジットで決済して、保険証も写真でアップロードして、という形なのですが、そういった画面操作を患者の方から尋ねられた時にスタッフが教えられないといけませんから。だからスタッフ教育の際には「スマホの使い方が分かりません」、「どうやってダウンロードするんですか?」という風に私が患者さんの役になっていろいろ質問したりして質疑応答の練習をしたりしましたね。」

――そんなことまでしたんですか。それはもうサポートセンターの役割ですよね。

鈴木「本来ならそうなのかもしれないですね。でも、医療機関側が使えるサポートセンターはあるんですけど、患者側へのサポートって無いんですよ。そこは医者まかせになってしまっているんですよね。」

――なるほど。それはけっこう病院側にとって負担になりますよね?

鈴木「そうなんですよ。時間も人員もとられてしまうんですよね。なので、今回私が作るオンライン診療のポータルサイトでは使い方まで動画でレクチャーしようと思っています。」

――では、先生が今回手がけるオンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョクについて教えてください。

鈴木「現在オンライン診療ができるシステムというのは、これから参入してくるものも含めて6社のシステムがあるのですが、病院によって使っている診療システムがバラバラなんです。なので、患者さんはそれぞれの診療システムに対応したアプリをわざわざダウンロードしなくてはならない。また、そもそもどこの医院でどのシステムを使ったオンライン診療をやっているかを調べる検索サービスも無いんです。1社のシステムを検索するサービスならあるのですが。例えば、A社のオンライン診察システムを使った医院を検索したらA社のシステムを使っている医院は一覧で見られる。でも6社のシステムがあるわけですからオンライン診療を受けられる全ての医院は調べられない。なので、今回うちが出すポータルサイトではどこのクリニックがオンライン診療をやっているか、どのオンライン診察システムを使っているか、その医院を受けるためにはどのアプリが必要か、また、そのアプリの使い方というところまで分かるようにしようと思っています。なので、オンライン診療を受けたい人の入り口になるようなサイトですね。」

――とてもいいサービスですね。このポータルサイトを開設することで、先生のクリニックとしてのメリットはどういったものがあるのでしょうか?

鈴木「医師にとってのメリットは、指導が少なくて済むという点ですね。ポータルサイトを経由してきた患者さんはツールの使い方を分かっていますし、オンライン診療のルールも分かっていますからいろいろな説明を省けます。また、経営的な面では、本当はクリニックに来たいけれど、このコロナ禍で来院をためらっているという人にもオンラインで来ていただけるという点ですね。」

――このオンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョクはいつからスタートする予定なのでしょうか。

鈴木「2月からスタートしようと考えていますね。」

――なるほど。オンライン診療というのは医療を変えるという意味でも大きな流れの一つになるのかなと思うのですが、先生はどのように考えていますでしょうか。

鈴木「医師のあり方が変わってくるのではないかと思いますね。例えば医学部でもオンライン診療を勉強しないといけないようになってくると思います。また、オンライン診療で医者の顔が見える時代になりました。自分のポータルサイトでは医師の見える化を進めていきたいと考えています。」

――では最後に、今回先生が先陣を切ってオンライン診療ポータルサイト+マッチングアプリ:Dチョクを作った理由を教えていただけますでしょうか。

鈴木「これはもう、患者のニーズに応えたいということだけですね。これが私の信念ですので。私のクリニックは土日もお盆もお正月も診療していますけど、なぜやっているかと言えば患者のニーズがそこにあるからやっているわけなんですよね。それの延長です。やらなければならないのなら患者さんがより使いやすいようなシステムに変えていってあげないとダメだな、という想いからですね。」

――ありがとうございました。

オンライン診療という患者のニーズに対し、いち早く動いた鈴木先生。このオンライン診療ポータルサイトが始まれば、オンライン診療が受けやすくなり、コロナ禍の今の時代の強い味方になってくれるのではないでしょうか。

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