今年は甘さ控えめペットボトル紅茶がブレイク中!ビジネスパーソンの仕事のお供に!

2019/11/11
マガジンサミット編集部

みなさん、普段からよく飲むお気に入りの飲み物はありますか?社会人の方には定番のコーヒー、ダイエットをしている人はゼロカロリー飲料、健康志向の方はミネラルウォーターなど、人によってお気に入りの飲み物は千差万別かと思います。

実は今年、飲料の中でも、ある飲料の売り上げが伸びているようです。その飲料とは、「紅茶」。中でも「甘さ控えめのペットボトル入り紅茶」がビジネスパーソンを中心に仕事のお供として好まれているようです。

2019年の飲料トレンドは「甘さ控えめ紅茶」

2019年、各飲料メーカーはそれぞれペットボトルの紅茶飲料を発売。いずれも売り上げは好調で、市場は前年比113%に拡大するなど今年のトレンド飲料となっています。

また、国内唯一の紅茶関連業者の団体である日本紅茶協会が発表したデータによると、2019年7月時点の紅茶輸入量は前年度と比較し約10%増加。ペットボトルの紅茶飲料の売り上げが伸びていることが要因の一つでもあるようです。

各メーカーのペットボトル紅茶

キリンビバレッジは「ザ・マイスターズミルクティー」を今年3月に発売。甘さが丁度良いミルクティーとして特に30代~50代女性に受け入れられ、発売から約5か月で4,200万本を売り上げました。これは午後の紅茶としては9年ぶりの大ヒットだそうです。

また、同じくキリンの「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」も6月のリニューアル後、前年比2割増と売り上げを伸ばしています。

サントリー食品インターナショナルは3月にコーヒーブランド「BOSS」から派生した紅茶飲料「クラフトボスTEAノンシュガー」、7月に「ミルクTEA」を発売。2商品の累計販売本数は出荷ベースで1億本を突破しました。

日本コカ・コーラも3月にリニューアルしたフルーツティーシリーズ「紅茶花伝」クラフティーが好調。「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」は、ミルクと茶葉の配合を〝すっきり志向〟へ転換した結果、品薄になるほど人気の商品になっています。

その他にも、伊藤園の「TEAs’ TEA NEW AUTHENTIC 生オレンジティー」は、8月の発売から約1カ月で1200万本を突破するなど、各メーカーともにペットボトル紅茶飲料が売り上げ好調となっています。

タピオカミルクティーの影響も

紅茶市場全体が好調なのは「タピオカミルクティー」のブームも影響。東京商工リサーチが発表した「タピオカ」関連事業を営む企業は、2019年3月末時点では32社だったのに対し、2019年8月末現在で60社に。夏場の半年間でほぼ2倍に急増しています。

ビジネスパーソンを中心に仕事のお供として人気の甘さ控えめ紅茶。甘い紅茶が苦手だったという人や、何か良い飲み物を探しているという方は飲んでみてはいかがでしょうか。

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