GWのお出かけシーズン前に絶対知りたい「かくれ紫外線」対策!日焼け止めの「PA値」に注目して賢く選択

2019/04/10
佐藤 勇馬

最大で10連休となるGWにお出かけを考えている人も多いと思いますが、女性にとって気になるのは美容にとっての大敵である紫外線。夏の本格的な紫外線シーズンはまだ遠いと思って油断していると、知らないうちに「かくれ紫外線」にさらされてしまう危険性があるのです。

パシフィック・コミュニケーションズ株式会社は資生堂ジャパン株式会社の協力の下、「女性の日焼けに関する認識調査(20~40歳の女性222名対象)」を実施。驚くことに「正しい日焼け対策について知らない」「十分な対策をしていない」という女性も少なくないという実態が判明しました。女性たちの日焼け対策の実態をリポートするとともに、お出かけシーズン前に絶対知っておきたい「かくれ紫外線」対策について専門家にお話を聞きました。

 多くの女性の紫外線対策は不十分!?

認識調査では、「晴れている日にしか日焼け止めをしない」という女性が4割以上(40.9%)を占める結果に。「UV-A(A紫外線)とUV-B(B紫外線)という言葉を知っている」という女性も約4割(41.8%)にとどまり、紫外線リスクに対する理解が進んでいない現状が浮き彫りになりました。

また、日焼け止め以外の日焼け対策は「していない」が約4割(39.5%)。「している」という女性の具体的な日焼け対策としては、最多が「日かげを歩く」(69.2%)、次いで「日傘をさす」(66.2%)、「手袋やアームカバーをつける」(52.6%)となりました。

意外なところでも浴びてしまう「かくれ紫外線」の正体は?

このような紫外線対策の現状に、美容ジャーナリストの永富千晴さんは「日かげを歩いても、日傘をさしても、実際は地面からの反射などもあり、紫外線対策は万全とは言えません。そうしたツメの甘い日焼け対策では、お肌にダメージを与えてしまうのです。実は、『かくれ紫外線』のリスクにつながってしまうのです」と警鐘を鳴らします。

「かくれ紫外線」とはいったい何なのでしょう?永富さんは「日焼けといえば、肌表面が赤くなったり黒くなったりするイメージがありますが、実は肌の表面だけでなく、肌の中にも紫外線は届いているのです。この肌の中に刺さる紫外線が「UV-A」。かくれ紫外線とは、紫外線の中でも肌の中まで刺さる紫外線『UV-A』のことです」と解説。続けて「肌にダメージを与える紫外線には肌表面の日焼けを起こすものだけではなく、もう一つあるのです。この紫外線は特にシワ、たるみなどの原因となる“光老化”にも深く関わります」と教えてくれました。

紫外線のうち、私たちの肌に影響及ぼすのが「UV-A」と「UV-B」。一般的な「日焼け」の状態、つまり肌の色が変わったり、ヒリヒリとして火傷のような状態になったりするのは、その大部分が肌表面の表皮で散乱・吸収する「UV-B」によるものです。一方「UV-A」は波長が長いことから、30~50%が表皮を通過して肌の奥の真皮層にまで達するとされています。「UV-A」は知らないうちに浴びていることが多いことから「かくれ紫外線」と呼ばれているのです。

「かくれ紫外線」を長期間浴び続けてしまうと、太陽光線による老化「光老化」の原因になるといわれています。「UV-A」はハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出している線維芽細胞を傷つけてしまうため、肌が弾力を失うことで、シワやたるみにつながってしまうそうなのです。

「かくれ紫外線」はこんな場面でも!

紫外線は夏だけ気をつければいい…というイメージの方も多いと思いますが、「かくれ紫外線(UV-A)」は通年降り注いでおり、冬でも夏の半分程度にしか減りません。おでかけシーズンがはじまる春先から本格化し、4~8月にかけてピークを迎えるといわれていますが、一年中油断できないのが「かくれ紫外線」です。

曇りの日は晴れた日の6割強、雨の日は晴れた日の約2割の紫外線が地表に届いているといわれますが、「かくれ紫外線」は波長が長いために「雲も突き抜ける」とされ、曇りや雨の日でも対策が必要になります。さらに、日が落ちてくる夕方になっても紫外線はゼロにならずに残っているのです。「かくれ紫外線」はガラスを透過するため、自宅、オフィス、カフェなどの屋内や車の中にいても油断は禁物。永富さんは「私は自宅の窓に紫外線をカットし遮熱するシートを貼っていますが、そこまでは…という方も、UVカットのカーテンにして日中から夕方までは閉めておくだけでもよいでしょう」と指摘。続けて「屋外では、太陽からの『直射光』だけではなく、直射光が地面や壁で反射した『反射光』、直射光が大気中の分子に当たって散乱した『散乱光』の3方向からの紫外線を浴びています。日傘や帽子だけでは、反射光や散乱光の『かくれ紫外線』は防げないことから、日焼け止めなどの対策は欠かせないのです」と語っています。

「かくれ紫外線」を防ぐ!日焼け止めの大事なポイントは「PA値」

日常のあらゆる場面で気をつけなくてはならない「かくれ紫外線」。もっとも有効な対策となる「日焼け止め」の選び方や使い方について、永富さんが解説してくれました。

永富さんによると、大事なのは「PA値を見て選ぶ」ということ。多くの人が日焼け止めの「SPF」に注目しがちですが、SPFはUV-Bを防ぐ効果指数。SPFだけにとらわれず、同時に「かくれ紫外線」であるUV-Aをブロックする効果の高さを表す「PA値」に着目して商品を選ぶことが重要とのことです。また、永富さんは「日焼け止めは、一日中、こまめに塗り直すことが大切です」とも指摘。朝に塗り、ランチ前に塗り直し、西陽の強い紫外線に備えて夕方の外出前に塗り直し…といったペースが好ましく、時間がないときは頬や鼻など焼けやすい部分だけでも重ねづけした方がいいそうです。暖かい季節になると汗ばむことも多くなりますが、汗ばんだ後に日焼け止めを塗るとムラなくきちんと塗れないことも。永富さんは「タオルやハンカチで汗を拭き取ってから塗りましょう」と指南してくれました。

 「かくれ紫外線」は首元や袖の入り口から入ってきやすいため、服を着る前にその部分を中心に身体に塗っておくことも大切。永富さんは「サンダルなどを履くときには、足の甲に塗るのを忘れがちなので注意を。背中や肩の裏など、自分では塗りにくい部位は、スプレータイプの日焼け止めを活用すると良いです」とも教えてくれました。シワやたるみの原因になりやすい「かくれ紫外線」は、いつまでも美しくありたい女性にとって最大の敵といっても過言ではありません。「PA値」に注目して賢く日焼け止めを選び、正しい日焼け対策で紫外線シーズンをしっかり乗り切りましょう!

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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