TV放送作家が語る【芸能界の薬物汚染】の解決策とは?!

2016/06/28
放送作家 石原ヒサトシ

元俳優・高知東生容疑者(51)が覚醒剤取締法と大麻取締法の違反(所持)容疑で逮捕されました。元スポーツ選手、ミュージシャン、俳優、アイドルとジャンルを問わず、ここ数年、覚醒剤などの薬物に絡んだ芸能人逮捕のニュースが頻発しています。

 

「また芸能人かい!」と思ったかもしれませんが、日本での薬物絡みの逮捕者は、ここ数年は平均1万5千人ほど。有名人が目立ってしまいますが人数としては氷山の一角と思ってください。

 

それにしても疑問なのは、なぜ有名人の手元に薬物が渡るようになってしまうのか? ですよね。

いろいろ調べてみましたが、ぶっちゃけると有名人だからです。有名な人には知らない人が沢山近寄ってきます。

 

 

例えば、食事の席、パーティー、仕事でも、行く先々で出会う人は想像以上に多いです。一回しか会わない人もいれば度々会うことになる人もいます。その中に、悪しき者、あるいは悪しき者と繋がりのある者、が混じっているというケースが考えられるわけです。

 

特に芸能人は人気商売ですから人気と実力があればギャラが高額なので、言わずもがな「有名人=お金持ち」の図式で狙われるわけです。

売る側も、有名人に持ちかけやすいみたいです。というのも、有名人は薬の売人と接触したというだけで騒がれる可能性が出てきますよね。だから外へ漏れにくいんですね。

 

有名人は秘密主義であること

一度手を出せば薬を辞めても脅せること

 

自分の意志だけでは止まらない事態に陥りやすいわけです。だから悪い人はチャンスがあれば接近を試みるのです。

 

放送作家が聞いた実際にあったエピソード

【男性芸能人Aさんのエピソード】

仕事で知り合った人からパーティーに誘われたそうです。マネージャーさんと二人で向かったのはあるマンションの一室でした。

 

インターホンを押し「どうぞ~」と言われドアを開けると、玄関には数人の靴が。派手な女性物の靴もいくつかあったそうで、中からはケラケラと笑い声が漏れてきました。奥からはタバコのようなニオイがして煙が充満していました。パーティーはすでに始まっていたようです。

 

しかし、マネージャーの顔が一瞬にして変わりました。自分の目を見てサッと手を横に出し「外へ出ろ」と合図したそうです。Aさんはすぐにマンションから出ました。数分後、マネージャーも出てきました。「仕事が入った」と言って挨拶だけ交わして出てきたそうです。

 

なぜ外へ出ろと合図したのかというと

 

「あのニオイは間違いなくマリファナか大麻だ」。

 

海外に行った際、バーで数人が吸っていてニオイを嗅いだことがあり、ピンときたとのこと。

 

Aさんは、そういうパーティーだということを知らずに誘われ、あやうく仲間に入るところでした。もし部屋まで入って“断れない雰囲気”ができていたら、写真を撮られたら、またこの状況を知っただけで何かあったかも…と考えるとゾッとすると話していました。

 

ちなみにパーティーに呼んだ人物は、知り合ったばかりでさほど親しいわけでもなく、またその後一度も見かけないとのこと…。

 

こんな出来事が芸能界の裏でどれだけ起こっているか知りませんが、薬物のきっかけは簡単に、そして不可抗力で近付いて来るのかもしれません。

 

 

【男性芸能人Bさんのエピソード】

数人の友達(芸能人ではない)と車で大型ショッピングモールへ行ったそうです。本人含め皆20代。中にはオラオラ風な出で立ちの者もいたとか。その駐車場でのこと。

 

皆で車に乗り込もうとしたとき、突然数人の男が周りを取り囲みバッジを見せ「車の中を調べさせてください」と言ってきました。そう、薬物の所持を疑われたわけです。車は友達のもの。Bさんは帽子をかぶりマスクをしていました。

 

「持ってるんなら出したほうがいいぞ」

 

警官はかなり決めつけの荒い口調でしたが、友達は芸能人がいるので人目に晒されるのを気にして大人しくしていました。車の隅々、足元のシートをひっくり返して調べました。でも何も出てきません。全員の持ち物バッグの中身、財布の中など全て細かくチェック、でも何も出てきません。

 

たぶん、怪しいと睨んでずっと尾行監視していたのでしょう、「何も見つかりませんでした」では格好がつかないので徹底的に調べているようでした。

 

結局10分以上を費やして車の中をひっかき回し“シロ”だと諦めたのか「ご協力ありがとうございました」と一言だけいって、警察さん達はさっさと消えていったそうです。“こんなに疑われて調べられて詫びの一言もねーのかよ!”とみんな思ったけど言わなかったとか(笑)。

 

Bさんは、いろんなことが頭の中を駆け巡ったそうです。芸能人が薬物で捕まったニュースがあったばかりだったので、まず自分が疑われたんじゃないか?そして、本当にどこからか薬物が出てきたら巻き添えになる。例えば、車を誰かに貸していて借りた人間が置き忘れていたら…とか、様々なネガティブが沸いて出てきた。

 

この時のように、自分に否がなくても、もし近しい処に在ったとしたら騒ぎになるし面倒なことになる。

 

“予期せぬ事ってコワイ”と話していました。

 

定期的に薬物検査を

抜き打ちの薬物検査を受けたGACKTさん(GACKTオフィシャルブログ Powered by Amebaより )

 

GACKTさんが、スタッフと抜き打ちで薬物検査を受けたこと打ち明け話題になりました。これはひとつの警鐘だと思います。

 

芸能人の中には “抜き打ちなんて疑われているのか?” と言っている方もいるみたいです。でもそれは時代遅れですよね。これ以上芸能界の薬物使用を防ぐためにも事務所が定期的に検査して証明書を作成、更に薬物使用発覚の際の契約取り決めをするといった手段を取るのも抑止の策だと思います。

 

検査を推奨するのは、特にCM契約や連ドラ起用など、一度決まったら続ける必要のある仕事をしていて犯罪者として捕まったら一発アウトだからです。即放送はお蔵入り、損害は莫大です。不倫とは質が違います。

 

薬物不使用の証明書があれば売り込みやすくなるし、事務所も管理が怠りないと株も上がりそう。だから実行して損はないと思います。

 

芸能は人気商売、何よりも応援してくれるファンのためになるのですから。

 

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放送作家 石原ヒサトシ
この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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