来年は戌年…というわけで、犬にちなんだ話題。
愛犬家にとって長期旅行の計画はさまざまな課題がある。まず、犬をおいて連泊はしづらい。連れてゆくか、ペットシッターに預けるか、旅行をあきらめるか……最近では、敷地内に犬を預けられる場所や、専用ゲージを備えた客室などを設けた犬を連れて宿泊できる施設も増え、愛犬家にとって旅行の選択肢が増えた。
しかし、一般客と犬同伴客とのサービスの線引きや配慮が難しいのも事実。傾向としては、犬好きのオーナーが経営する趣味的な宿や、アットホームな宿泊施設が多かった。そんななか、ドッグフレンドリーリゾートの新しいカタチとして注目されているのが『レジーナリゾート』だ。
山梨県富士河口湖の「レジーナリゾート富士Suites&Spa」をかわきりに、2013年から展開している愛犬同伴型リゾートで、通年稼働率は8割、宿泊時に入会できる「レジーナドッグクラブ」の会員数は約3万2000世帯にのぼり、愛犬家からの高い人気とリピート率をほこる。
その6施設目となる「レジーナリゾート旧軽井沢」が、2017年11月11日にオープンし、これまでの『レジーナリゾート』のノウハウを結集した集大成ともいえる施設となっている。
客室は全26 室。1 階客室には、ウッドチップのプライベートドッグランが併設され、2 階客室には広めのウッドデッキテラスを完備。
館内には、安全対策のための「飛出し防止ゲート」や、脱走を防ぐために通常よりも高い位置にセンサーを設定した自動扉。そして、狭い空間で犬同士の接触を避けるためのエレベーター用確認モニターなどを設備している。
また、ソファーやテーブルなどの調度品や、壁、床には犬に優しく汚れにくい素材を使用するなど、エントランスやレストラン、カフェやバー、客室にいたるまで愛犬同伴を前提としたサービスを受けることができる。
犬の性質を理解した設備やアイテムで建てられていながらも、一般的な高級リゾートホテルと変わりのないバランスで快適なサービスと空間を満喫できるのが特徴だ。
出典 http://www.regina-resorts.com/kyukaruizawa/
JR 軽井沢駅より車で10 分の場所に位置する「レジーナリゾート 旧軽井沢」では、本格懐石料理をソムリエがセレクトした信州の地酒やワインとともに堪能でき、ストランには小型・中型犬のための犬専用のカートも設置、犬用のメニューも完備する。
さらにバーには、犬専用のカクテルメニューも用意されているそうで、お酒まで一緒に飲めるとは…愛犬家にとって夢のような時間。リピート率の高さも納得できる内容だ。グルメと自然、非日常を愛犬と共に堪能できる“リゾート旅行”をあきらめていた飼い主にとって朗報となりそうだ。