先日、外国人の友人に「アメリカンドッグを食べたい」と伝えると、「それはなんですか?」と返されてしまいました。
「小麦粉の生地で、ソーセージを包んだやつ。コンビニとかで売ってる」と伝えると、
「ホットドッグのこと?」
と、言われ、全然違う食べ物を想像されてしまう始末・・・。
アメリカンなドッグだから、アメリカのものなんじゃないの?!と思い調べてみると、日本で言うあのアメリカンドッグは英語で「Corn Dog(コーン ドッグ)」という事が判明!
コーン・・・トウモロコシ・・・そんな発想全然なかった。
発音良さげに「アメリカンドッグ」と言ってた自分が恥ずかしい・・・。
ということで、もうそんな恥をかかないために!ネイティブに伝わらない和製英語をまとめてみました。
◆モーニングサービス
海外のホテルやカフェで朝のお得なセットを頼みたくて、
「モーニングサービス」という文字を探しても、メニューや店内のどこにも、その言葉は見つかりません。
「モーニングサービス」もネイティブには伝わらない和製英語だからです!
ネイティブに伝わる英語は「Morning special(モーニング スペシャル)」と言うそうです。
「モーニングサービス」というと、「朝の礼拝」という意味にとらえられてしまうのだとか。
お腹空いているのに礼拝行く流れにされたら困っちゃうな・・・。
◆シュークリーム
スイーツの定番「シュークリーム」。
シュークリームもネイティブには間違って伝わってしまう和製英語だそうで・・・
ネイティブに「シュークリーム」と伝えると、
「靴墨」を連想させてしまうのだそうです。
スイーツのシュークリームが食べたいときは
「Cream puff(クリーム パフ)」です。
一説によると、「シュークリーム」というのはフランス語の「シュー・ア・ラ・クレーム」
から来ているそうで、
「シュー」はキャベツ、「クレーム」はクリーム。
「クリームの入ったキャベツ」という意味なんだそうです。
意識してなかったですが、
言われてみればシュークリームはキャベツに似ているような、似てない様な・・・?
◆チャック
洋服についているチャックも和製英語。
ネイティブに、「チャック」と言っても伝わりません・・・。
「チャック」という人の名前と勘違いされるぐらいです。
英語では「Zipper(ジッパー)」。これは日本語でも使いますよね。
というか、チャックってそもそも何語?と思い調べてみると、
この語源はなんと、日本語!
1927年、尾道で「巾着(きんちゃく)」からもじって、ファスナーを「チャック印」として販売したところ評判になり、「チャック」という名前が定着していったと言われているそうです。
巾着が由来参考サイト⇒
https://www.ykk.co.jp/japanese/ykk/mame/fas_01.html
「チャック」って巾着から着ていたんですね。
今回紹介した以外にもまだまだたくさんある和製英語(コンセント、ノートパソコンなどなど)。
和製英語はどんなに発音良く言っても伝わらない恥ずかしさがありますよね。
少しずつ覚えて英語をマスターしていきたいものです。