コロナ禍の今、中高生の勉強の仕方にも変化が現れています。株式会社ベネッセコーポレーションが提供する無料オンライン自習サービス「StudyCast (スタディキャスト)」が行った調査によると、オンライン自習を行う学生が増えているようです。
「友だちとのオンライン自習」がコロナ禍で 2.5 倍に
ベネッセが提供する無料オンライン自習サービス「StudyCast」は「オンライン自習サービス利用実態調査」を今年の2月に実施。その結果、中学生・高校生のオンライン自習サービスの利用者が、コロナ前(2020 年 2 月)の 20.3%から 51.9%(2022 年 2 月)と 2.5 倍に増加していることがわかりました。
調査ではその他にも、休校中に高校生の約 68%がオンライン自習サービスを利用したことが明らかに。コロナ禍により急増している休校や学級閉鎖の影響で利用者が増えていると考えられます。
無料オンライン自習サービス「StudyCast」
ベネッセが提供しているオンライン自習サービス「StudyCast」についても、コロナ禍で大きく利用者を伸ばしています。「StudyCast」は、友達 2~4 人でスマホアプリ上に「勉強部屋」を作成し、一緒に勉強することができる無料のスマホアプリです。
「15 分」(3セット)の単位でインターバルを設け、メリハリをつけて学習に取り組む機能も搭載。1 人で集中して勉強したくなったときは、カメラ OFF 機能、音声 OFF 機能などを選ぶことができます。
また、学習時間を教科別・参考書別・期間別に自動でレポートしてくれるので、簡単に学習内容や学習時間を確認することも可能。記録内容は友だち同士やSNS でもシェアでき、勉強のやる気アップにつながります。
さらに、2 月からは休校期間中の勉強に活用できる新機能を追加。大人数で活用できる「オープンルーム機能」がアップデートされる予定です。一緒に勉強する仲間をオンラインで簡単に見つけられるようになり、やりとりも匿名かつ、スタンプチャットのみなので、安全な機能となっています。
StudyCast 利用者の声
StudyCast を利用している方からは、以下のような感想が寄せられています。
・StudyCast を使うことによって休校中も勉強が長続きする。
・コロナによる自粛、休校によって友達と会えないことがストレスになるときもあるため、スタキャスの機能[リア友と勉強]は勉強のやる気も上がり、友達の顔も見られるため、とてもいいと思う。
・コロナ禍だとどうしても 1 人で自宅学習に取り組む必要があるからオンライン上でも誰かと繋がることができるっていうのは勉強のモチベも上がると思ったから。
・同じ時に同じ内容の勉強をリアルタイムでする事で、わからないことをすぐ友達に質問して、「分からない」をなくすことができると思う。
・勉強のやる気が出ない時とかに、とりあえずアプリを開いてオープンルームに入ったら、自然に勉強しないと、という気持ちが生まれていいと思う。
オンラインでつながりながら勉強する中高生の新しい学習スタイルにマッチした「StudyCast」。こういったサービスをうまく使っていく事が今の学習には求められているのかもしれません。