熟睡できる寝具からスリープテックまで、最近では睡眠にまつわるグッズが数多く売られていますよね。でも、普通の睡眠グッズではもう飽き足らないと感じていませんか?
世の中には、まだまだ期待を裏切らない、新発想の変わった睡眠グッズがあるのです。今回は、そんなこれまでになかった睡眠グッズを3つご紹介します。
■1.「トラタニ好循環®寝具(マットレス・枕)」
「トラタニ好循環®寝具(マットレス・枕)」45万円(税込)
トラタニといえば、かつて女性用ショーツが大ヒットしたことで一躍有名になったブランド。そのトラタニが手がけるこのマットレスと枕の機能を果たす「トラタニ好循環®寝具」は、現在利用している布団やマットレスの上にのせて使います。
材質は軟質ウレタンで、パッと見た感じでは、不思議な凸凹の配置が特徴的。実はこれ、人が横になると、ちょうど睡眠時の呼吸が自然に深くなる独自の設計構造をしているんです。
そもそも睡眠中は深くゆったりとした呼吸をしながら、すべての細胞に十分な酸素を送り込むことが重要。意外ですが、睡眠中の呼吸と自律神経と睡眠の質というのは密接に関係しているといわれているのです。呼吸が浅いと交感神経が刺激され、不眠傾向となる一方、深いと副交感神経が刺激され、安眠しやすくなるといわれています。
この寝具は、呼吸を弱める体圧を取り除き、呼吸を促す3次元構造のため、ゆっくりとした深い呼吸がしやすく、緊張もほぐれる相乗効果で、安らかな眠りへと導いてくれます。
①②胸を開く肩口凹と肩甲骨凸
③肋骨を動きやすくする凹
④理想的なS字ラインを確保
⑤⑥仙骨のうなずき運動を促進
⑦⑧臀部の体圧を緩和
例えば、肩甲骨が当たる部分は凸状になっており、肩甲骨の上方旋回を促して、鎖骨と胸骨の引き上げを促進することで、呼吸を深くするといいます。また、上部の胸郭を広げることで肩甲骨周りの筋肉もストレッチしてくれます。
価格は、一つ45万円(税込)と高級寝具の一種となりますが、まずは試してみたいというユーザーは15万円(税込)のコンパクトタイプを選んでみるのもよさそうです。
■2.「空調寝具 快雲SOYO」
「空調寝具 快雲SOYO AX-BSA607R」5,980円(税込)
続いては、まるで鳥居のような見た目で、掛け布団のようにかけたり、足にからませたりといろんな寝方ができる不思議な寝具、アテックスによる「空調寝具 快雲SOYO」です。
ただ単に形状が変わっているだけではないんです。なんと電源を入れると寝具内に風が通る仕組みになっているんです。
風を通すことで、寝具と密着している身体面の汗や熱を排出し、汗をかいてもベトつきにくく、快適な寝心地へと導いてくれます。夏場は特に熱帯夜に活躍しそうですが、夏以外にも睡眠中に汗をかくことはあるので、夏問わず使えます。
また、冬は電源を入れずに使えば、中に空気層が生まれるため、あたたかく快適に使えるのだそうです。つまりオールシーズン対応というわけですね。
はじめは慣れるまで時間がかかりそうですが、慣れてしまうと足や身体をからめたくなりそう。一度使ったら、もう普通の掛け布団には戻れないかも!?
■3.「デスクdeお昼寝まくら」
「デスクdeお昼寝まくら」2,980円(税込)
最近では、会社でもお昼寝が推奨されていますね。でも、「デスクでは寝にくいなあ」と日頃から感じている人も多いのでは? 自分の腕を枕にするとしびれますし、痛い思いをしながら目覚めることも多いはず。
そんな人におすすめなのが、このサンコーが開発したデスク用のお昼寝枕です。
ウレタンクッションで肌触りの良いカバーがついており、それだけでお昼寝枕として活躍してくれますが、それだけではないんです。
高さや角度を調整できるので、座高の高い人でも寝やすそう。首の疲れにくい角度を見つけると良さそうですね。
さらに驚きなのは、ファンがついており、暑いときには回しながら涼しくお昼寝ができるんです。空調が控えめのオフィスでは、暑がりの人にとってはファンがなきゃやってられない!なんて人もいるでしょう。これがあれば、お昼寝のときも快適に寝られそうです。
細かな配慮も! 穴あき枕なので、寝たときに耳を圧迫しないため、イヤホンをつけたままでも不快ではありません。
デスクワーカーにとってかゆいところに手が届きまくるお昼寝枕ですね。
これらの新発想の寝具なら、なんだか眠りが楽しくなりそう! ぜひチェックしてみてくださいね。
【参考】
「トラタニ好循環®寝具(マットレス・枕)」(https://toratani-kokyu.jp/lp/bedding/)
「空調寝具 快雲SOYO」(https://atexdirect.jp/products/ax-bsa607r)
「デスクdeお昼寝まくら」(https://www.thanko.jp/view/item/000000004017)