「今もっともチケットの取れない講談師」といわれる神田松之丞改め六代目・神田伯山が、E1A新東名高速道路(E1A新東名)伊勢原ジャンクション(JCT)~伊勢原大山インターチェンジ(IC)区間開通を記念した期間限定スペシャルムービーに出演。NEXCO中日本(中日本高速道路)の幹部らの前で「道ふやす必要ある!?」などといった毒舌とも思えるオリジナル講談を披露し、その内容が「面白すぎる」と話題を呼んでいます。
スペシャルムービーは、特設WEBサイト(https://shintomei.jp/)にて公開中。同ムービーは「討入り講談」と題し、伯山がNEXCO中日本東京支社の支社長らが集まった会議などに乗り込んで突然講談を披露するというストーリーになっている。
[https://youtu.be/Opdhm0qEQcE]
伯山は「道短くねぇ?」「何年かけるの新東名!」「道ふやす必要ある!?」という、3つの疑問から始まる3篇のオリジナル講談を披露。いずれも一見すると強烈な毒舌に思える切り口だが、今もっとも旬な講談師・伯山のキレのある話芸を通じて、そこに隠された本当の意義を紐解いていく構成になっている。
区間の開通効果はもちろんのこと、普段何気なく使っている高速道路に関する新たな発見もあり、伯山が古典芸能ゆかりの地でもある今回の開通区間・大山について独自の切り口で紹介していく場面も。支社長らNEXCO中日本東京支社の本物の社員たちを前に、講談を披露するという一風変わったシチュエーションも見どころになっている。
[https://youtu.be/BB91QDiyH1U]
毒舌イメージの強い伯山だが、今回は撮影後に「台本上では毒っぽいキャラクターを要求され、高速道路を作っている人に向かって“高速道路なんていらないだろ”などと言わなければならず、また社員さんの睨みも演技とは思えない芝居を超えた本気の眼差しだったので、思わずドキドキしてしまいました」とコメント。プロとして普段のように冷静かつ軽妙に講談を披露しつつも、いつもの高座とは勝手が違うことも相まって、内心は平常心でいられない部分もあったようだ。
[https://youtu.be/jkaBXmkhbCw]
撮影は、NEXCO中日本東京支社に乗り込んでいくシーンから会議室で講談を披露する3つのシーンまで長時間に及んだが、伯山は疲れた様子も見せず、演出アイデアを提案しながらスタッフと一緒になってムービーを作り上げた。
六代目・神田伯山がオリジナル講談を披露する、E1A新東名の伊勢原JCT~伊勢原大山IC間の開通記念スペシャルムービー『討ち入り講談』は特設WEBサイトにて公開中。