新しいBS放送局「BS10」誕生!映画番組など強化、ポチャッコがPR大使に

2024/08/26
佐藤 勇馬

ジャパネットブロードキャスティングは22日、2025年1月(予定)にBS10chにチャンネルポジションを変更すると同時に、チャンネル名を「BSJapanext」から「BS10(ビーエステン)」にリニューアルすると発表しました。

チャンネル移行後、BS10ボタンを押すと無料放送「BS10」が視聴可能に。有料放送「スターチャンネル」も継続放送され、衛星放送史上初だという、同じ10ボタンポジションでの無料放送と有料放送のハイブリッド運営が実施されます。

有料放送「スターチャンネル」に加入している場合は、BS10が映った状態でリモコンの「チャンネル(選局)」の「∧(+)」ボタンを押すとスターチャンネルに切り替えられます。

今回のチャンネル変更にあわせ、BS10とスターチャンネルのチャンネルロゴを刷新。さらにBS10のPR大使にサンリオの人気キャラクター「ポチャッコ」が就任しました。ポチャッコはオリジナル衣装での登場や各番組への出演などでBS10を盛り上げます。

また、来年1月のリニューアルに向けた施策として、BS10は「パネルクイズアタック25Next」の50年企画や、バスケットボール、国内ゴルフ、プロ野球などのスポーツ番組中継の強化などを発表。スターチャンネルでは「スターチャンネル3」で放送していた吹替専門チャンネルの系譜を引き継ぎ、日本語吹替比率を30%から70%まで引き上げるとしています。

さらに、毎週視聴者からのリクエスト作品を放送するコーナーを新設するほか、ハリウッドメジャースタジオのヒット作品も毎週放送する予定だとしています。

そのほか、両チャンネル共通の施策として映画番組を強化。メジャー作品・厳選作品・リクエスト作品・懐かしの作品など番組ごとにカラーを定め、公式アプリ「つながるジャパネット」を通して“視聴者とつながる”をコンセプトに自社制作する予定で、番組のメインMCには「大御所俳優の方も起用予定」とのことです。

リニューアルに向けて、ジャパネットブロードキャスティングの佐藤崇充社長執行役員は、以下のようなコメントを寄せています。

「BSJapanextは、2022年に開局し3年目を迎える無料のBS放送局です。

世の中に埋もれている良いモノや考え方、スポーツやエンターテインメント等のコンテンツ、地域の魅力を広めていくことで、社会に貢献していく放送局を目指しています。

来年番組開始50年を迎える『パネルクイズ アタック25 Next』やNHKで30年以上放送されてきた『PGAツアー』中継を中心としたゴルフ番組編成、麻雀プロリーグのMリーグへの参入や旅番組、公式アプリで視聴者と双方向でつながる番組など、さまざまな番組にチャレンジしています。

さらに、今年6月東北新社からスター・チャンネルを友好的にM&Aを実施し、チャンネルも承継しました。

スターチャンネルはBS10chでハリウッド映画からクラシック映画、日本未公開作品等、映画&ドラマが好きな全ての人のための日本初の映画専門有料チャンネルです。充実のラインナップを有し、視聴者の皆様から広く支持されています。

一方、BSJapanext(BS263ch)はテレビリモコンでザッピングいただける環境になく、EPG(電子番組表)を開いて選択することでしか視聴できないジレンマを抱えながら、開局からの2年間色々な施策を重ねてまいりました。

この度、BSJapanextをより多くの方に届けたい、ジャパネットグループの強みを活かしスターチャンネルを磨き、伝え広げていきたいという想いから、チャンネルポジションの変更を決断いたしました。関係各所の皆様のお力添えをいただき、2025年1月に無料放送のBSJapanextをBS10ボタンにチャンネルポジションを変更し、チャンネル名も『BS10(ビーエステン)』にリニューアルいたします。

衛星放送の歴史の中で前例が無い取り組みとなりますが、BS10ボタンに新しい旗を立て、無料と有料の2チャンネル運営を通じてシナジーを生み出し、これまで以上に視聴者の皆様に愛され必要とされる放送局を目指してまいります」

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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