たんぱく質の動物性と植物性のバランスを意識している人は少ない!?バランスととのえるなら植物性たんぱく質の優等生“豆乳”がおすすめ

2024/06/14
マガジンサミット編集部

近年ではたんぱく質を意識的に摂取する人が増えており、‟たんぱく質ブーム”が起こっていると言ってもいいかもしれません。しかし、皆さんはたんぱく質には「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」という種類があるのをご存じでしょうか。実はただたんぱく質をとるだけでなく、この2つのたんぱく質をバランスよくとることも重要なのです。

豆乳などの飲料・食品用紙パックを製造している日本テトラパックでは、動植物性たんぱく質のバランスをととのえる飲料として豆乳を広く紹介すべく「リセッ豆乳プロジェクト」を発足。そして、プロジェクトの第1弾として「動植物性のたんぱく質バランスに関する実態調査」を実施しています。

今回はその調査結果を紹介するとともに、内科医の石原新菜先生から植物性たんぱく質を補うのに「豆乳」がおすすめな理由を教えていただきました。

動植物性のたんぱく質バランスに関する実態調査

今回の調査は15歳~64歳の男女1000名を対象に実施。各世代を以下のように定義して行われました。

・Z世代:1995年~2010年生まれの回答者

・Y世代:1981年~1994年生まれの回答者

・X世代:1960年~1980年生まれの回答者

最初に「栄養バランスをとるうえで、摂りたい・摂るべきと思う栄養素」を質問。「たんぱく質」が全世代の1位となり、重要視されていることが分かりました。

続いて、「積極的に摂っているたんぱく質食品」を質問。全世代で「赤身肉」が1位という結果に。Z世代は上位3つが動物性たんぱく質のみで、植物性たんぱく質の摂取意向が他の世代に比べて少ないことが分かりました。

次に、「動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の違いを知っているか」を聞いたところ、「知っている」と回答したのは約2割(22.3%)となり、ほとんどの人が違いを知らないということが分かりました。

また、「動物性たんぱく質と植物性たんぱく質のバランスを意識しているか」という質問に対しては、約8割(82.8%)の人が「意識していない」と回答。

さらに、「意識している」と回答した172名に「実際に動物性たんぱく質と植物性たんぱく質のバランスはとれているか」を聞いたところ、約6割(65.7%)の回答者が「実際にはとれていない」もしくは「わからない」と回答しました。

イシハラクリニック副院長・石原新菜先生に聞く豆乳のメリット

今回行った調査では、人々の間にはたんぱく質を摂取しようという意識があるものの、動物性、植物性の違いを分かっている人が少ないことや、違いを意識していても植物性たんぱく質を実際にとれている人は少ないことが明らかとなりました。

イシハラクリニック副院長・石原新菜先生は、不足しがちな植物性たんぱく質を補うのには「豆乳」がおすすめと語ります。

植物性たんぱく質を補うのに「豆乳」がおすすめな理由5選

(1) 植物性たんぱく質を手軽に摂れる

大豆製品の中でも豆乳は飲料として手軽に飲むことができ、無調整豆乳は料理にも使え汎用性が高い。

(2) 植物性たんぱく質以外にも栄養素が豊富

オリゴ糖や食物繊維、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、イソフラボンと体の維持に欠かせない栄養素をまとめて摂れる。

(3) コレステロール調整作用がある

豆乳はノンコレステロールなので、コレステロールが気になる人も安心して飲むことができる。また、コレステロール調整作用により高血圧や動脈硬化の予防も期待できる。

(4) 良質なたんぱく質が空腹感を満たし、暴飲暴食を防げる

ダイエット時は、間食のお菓子を豆乳に置き換えると効果的。

(5) 手軽に購入でき、常温保存できるものが多い。

コンビニやスーパーなどで手軽に購入でき、最近の紙パックは常温保存できるものも多いため、植物性たんぱく質を継続して摂取するためには最適。

 

ただ摂取するだけでなく、動物性と植物性のバランスも大事なたんぱく質。豆乳をうまく使ってバランスを整えていきましょう。

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