2022年6月1日からペットショップ等で販売される犬と猫へのマイクロチップの装着が義務化され、ペットとのコミュニケーションの取り方により一層の注目が集まっています。
そんな中、歯の健康を通してペットと飼い主の豊かな暮らしを願う「PETKISS」ブランドを展開するライオン商事株式会社は、6月28日(火)より「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」を始動しました。
犬の歯みがき習慣化プロジェクト
「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」では、“愛犬の歯みがきが大切なことはわかっているけれど、なかなかできない…”という声に向き合いながら、犬の歯みがき習慣化100%を目指しコンテンツを発信。“失敗しながら、家族しよう。”というメッセージを掲げ、飼い主さんと愛犬の日々をサポートしていきます。
愛犬のお世話に関する調査
「PETKISS」ブランドでは、「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」を発足するにあたり、全国の1600人の犬を飼っている方々を対象に一斉調査を実施。様々な結果が明らかとなりました。
調査ではまず、「面倒ではあるがした方がいいお世話」は何か聞いたところ、54.3%がオーラルケアと回答。「オーラルケア」の大変さと重要性を感じている方が半数以上いるようです。
次に「愛犬へのオーラルケアをしてあげる頻度は?」と聞くと、毎日~週2回程度実施していて、しっかりケアできている「成功者層」は、全体のわずか20.7%。一方で、不定期なオーラルケアを実施している「中間層」は56.8%、諦めてやめてしまった「離脱層」は11.8%、まだやったことがない「未実施層」は10.7%となりました。
犬のオーラルケアを諦めてしまった方にその理由を尋ねると、「犬が嫌がる・噛む・吠えるなど抵抗する、しそうだから」が第1位という結果に。その他の理由としては以下の表のような回答があげられました。
また、犬のオーラルケアをまだやったことがないという方にその理由を聞くと、1位は諦めてしまった方と同じ回答に。2位は「どのようにやればよいかわからないから、できない」という回答になりました。
続いて、犬のオーラルケアを毎日~週2回程度実施している「成功者層」に「犬のオーラルケアを継続するために必要なことは?」と質問。すると、以外にも「完璧でなくていい」という回答が55.2%で第1位に。すべてを完璧にこなそうとせず、今出来ることをしていくのが継続のコツのようです。
さらに、「成功者層」に対し「続けるモチベーションの保ち方」をたずねたところ、「スキンシップの時間になっているから」、「ガムを噛んでいる姿や、歯みがきしている姿が可愛いから」という回答が。愛犬とのふれあいを楽しむことがモチベーションの維持に大切なようです。
最後に、「成功者層」の方ほど、口内の健康管理がしっかりできていないと犬の健康へ悪影響があるのを知っていることも分かりました。
今回の調査では、愛犬のオーラルケアを重要と分かりつつも、できていない方が多いということや、オーラルケアを続けていくためには、完璧さを求めない、愛犬とのふれあいを楽しむ、健康へ悪影響を知っておくことが必要ということが分かりました。
遠山獣医師のコメント
今回は調査の結果を受け、ライオン商事株式会社所属の獣医師である遠山洋美さんにコメントを頂いています。
遠山獣医師「2歳までの犬の約 80%、猫の約70%が口腔に何らかの健康課題を抱えています。オーラルケアを怠ると、歯垢がたまって歯石に変化し、口腔の健康が保てなくなってしまいます。毎日の歯みがきで歯垢を落とし、口内を清潔にしてあげましょう。オーラルケアは飼い主と愛犬の双方に負担がかからないことが大切です。 飼い主自身と愛犬のステータスを理解し、どこから手を付けていけばいいか把握することも重要。諦めてしまう前に『歯みがきヒント』を活用して、ステップアップを目指してみてください。」
「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」コンテンツ第一弾
「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」の特設サイトでは、「犬のオーラルケア」に興味のある飼い主さん向けに、失敗した理由やできない理由をチェックするだけで全5つのタイプ別診断ができ、それぞれの飼い主さんに合わせた“解決ヒント”を届ける「お助けコンテンツ」が掲載されています。ぜひ利用してみてください。
特設サイト: https://www.lion-pet.jp/petkiss/knowledge/hamigaki_shuukan_dog/