「モンゴロイド。3人。一重まぶた。血液型O型。そっから大変よ。遠い星から来た化け物みたいなやつが乗ってればまだそっちの方が良かった。ところがどっこい。乗っていたのはアジア系の人間だったんだよ。しかも宇宙服着てないからね。」
―― 宇宙服を着ていない…ということは……?
「ということは大気吸ってたってことだよ。大気の中には細菌とかウイルスとかあるわけよ。別の星、別の天体からやってきた奴ってそんな免疫ないじゃん。それを吸ってても大丈夫だってことは、連中は宇宙とか、遠いところから来てるんじゃない」
―― それが人間だったならエイリアンのイメージとして想像されるあの“グレイ”と呼ばれるものはなんなのでしょうか?
「その事件があって以降、あの頭でっかちで目がでっかくて、つるっぱげの1mぐらいのやつ、あれを宇宙人として演出させてるの。実は、ああいう生き物がいる。この地球に。あれは両生類」
―― 両生類?
「河童だよ」
―― カッパ?!
「日本では、昔の人はこの生物を見て河童だと思ったんだよ」
―― じゃあアメリカにも河童が?
「いる。おそらくいる。そいつらを捕まえてきて宇宙人ってことで演出したわけよ」
驚きです!グレイと呼ばれるエイリアンの本当の正体は河童で、UFOに乗っていたのは人間だったんだそうです。更に、このロズウェル事件については怪しいと言われる点もたくさんあるそうなんです。
「まぁロズウェル事件もさんざん色んな情報が出てきて、さんざん取材もしたけど……」
―― 何を信じたらいいんですか?
「あれ(ロズウェル事件の情報)をぐちゃぐちゃにするために、1947年、CIAができるんだよ」
―― CIAってそれがきっかけで出来たんですか?!
「そうだよ。そこで色々情報操作とか隠ぺい工作やって今日に至る。一個の情報が出ると、別の所からそれらしい情報がどんどん出てきて、偽情報を暴露する。」
―― 隠ぺい工作…情報操作…。だから正体が不明になり、UFOは怪しげなものに感じてしまうのでしょうか。
「そう。そうすると誰も信用しなくなる。『バカじゃないの?ムーの読み過ぎだよ』ってなる」
雑誌『ムー』とは一体なんなのか?