「ガムシャラに人と繋がった」殺陣師・五代氏に地下アイドル『恥じらいレスキューJPN』が突撃してわかったこと

2017/05/03
恥じらいレスキューJPN

 

地下アイドル『恥じらいレスキューJPN』は、日本の困ったを救うために日々活動している。“困った”を救うためには、色んな知識が必要だ! そこで、日本で活躍する社長に会いにいき、今の日本を探るのだ!

 

今回は、自らの発信だけでなく、アーティストの振付などを沢山行っている殺陣師 五代新一さんにインタビューしてきました!

 

 

GACKTさんをはじめとする、沢山のアーティストや役者の殺陣指導をしている五代さんは、爽やかな笑顔のイケメン!と思ったのもつかの間、鋭い目力から感じる芯の強さにまず圧倒されました。

 

取材の前に少し殺陣の手ほどきを受けさせて頂いたのですが、五代さんの殺陣の動きは、スピード感にしなやかさや美しさが混じり、今までイメージしていた武道としての殺陣とはちょっと違い、とても芸術性を感じるものでした。

 

まず、なぜどこにも所属せずに個人で活動しているのか、五代さんにお聞きしてみると

「はじめは集団に所属したり、グループで活動をしていたんです。でも、自分の思い描く活動の方向性が少しずつ周りの人とズレていくのを感じ、ぶつかることが多くなってしまって。周りとのかかわりを考えると個人活動の方が向いてるかもと思い独立したんです」

 

そう答える五代さんに「個人になった時、不安はなかったのか」質問してみると、今でこそ殺陣のお仕事だけで生活をしていけるようになっているのですが、バイトで食いつないでいた時期もあったそうです。

 

「でもある時、何の当てもないのにバイトを全て辞めたんです。お金が入ってくると、生きていくための生活手段に重点を置きがちになってしまって、一番やりたい殺陣で生きていくためにしなくてはいけない活動がおろそかになってしまったんですよね。だから、生活費の当てになっていたバイトを辞めて自分を追い込んでみました」

 

 

凄い決断をした五代さんですが、収入がゼロになってしまうわけですから、どうやって生活していたのか? 気になって聞いてみると

 

「生きていくためには人間、寝る間を惜しんでも必死になるんですよ。とにかく知り合いに挨拶に行ったり、殺陣の仕事に関係のある場所、興味のある場所へ足を運びました。遊びたい、服を買いたいなんていう自分の欲求なんて出せないぐらいに、とにかくガムシャラに人との繋がりを求めました」

 

そんな甲斐があり、色々な人とのご縁がひとつひと繋がりはじめた今では、海外からのオファーや、また芸能界に限らず、海外旅行者向に向けての体験依頼が旅行会社からくるなど、仕事の幅にも広がりが見えてきたんだそうです。一期一会を大事に次へとつなげている五代さんに、人付き合いの秘訣は? とお聞きすると

 

「まず礼儀。挨拶やお礼など、当たり前のことを当たり前にすることが最低限のマナーです。さらにもう一つ大事だと思うことは、人と正直に付き合うこと。嘘は簡単に信用を失い、関係を元に戻すことができませんからね」

 

そう言う五代さん、お金がなくても誠意は人の心を動かしますとも話してくれました。

 

 

最後に五代さんに私たち恥レスがどうしたら売れるのか? と質問してみると

「アイドルはとにかく数が多いので、その中でポジションを確立するためにコンセプトを明確にすることが大事ですかね。そのコンセプトはお客さんが「どんなものを欲しがっているのか」にマッチさせることが必要。相手の立場に立って考えることが大切なんだと思います」

 

常に純粋な心で相手を思う五代さんだからこそ、沢山の人が集まって来るのだと思いました。今後の恥じらいレスキューは、さらにファンが望むものを察知していかなければいけないと、改めて感じています。そのためにも是非皆さん、私たち恥じらいのツイッターにメッセージ下さいね!

 

五代新一 

殺陣パフォーマーとして様々な活動を行っている中、殺陣教室・スクール「サムライブ」を創設、後世に殺陣の技術を残すために日々活動している。5月10日(水)大井町きゅりあん大ホールにて、“バレエと殺陣が融合する新たな表現の形” 舞台『encounter~出会い~』の開催が予定されている。

『殺陣教室サムライブ http://tate-school.com

 

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