カーブトリックNo1誰だ!?「KING of CURB 2019」

2019/12/17
放送作家 小嶋勝美

12月15日、埼玉県所沢市にあるSKiP FACTORYにて、カーブ(縁石)のみを使ったスケートボードコンテスト「KING of CURB 2019」が開催され、日本トップクラスのスケーターが全国から集結!カーブトリックのキングの座が争われた。

賞金総額70万円(優勝賞金30万円)ルールはロングカーブに往復でトリックを行い、それを1ルーティンとして1人3本行い(予選では1人4本)1番得点の高かった点数で順位が争われた。

ワックスにまみれた歴史

タンパアマ2019王者の根附海龍(カイリ)や、ストリートリーグでも活躍を見せる青木勇貴斗などに混じって、ベテラン勢では米坂淳之介、荒畑潤一など他では絶対に見られない豪華なメンツが参戦!

SKiP FACTORYの名物セクションでもあるロングカーブはこの日、日本一レベルの高いカーブトリックが刻まれる事となった。

2016年のSKiP FACTORYオープンからこの場所に鎮座するロングカーブ。

今まで一体どのくらいのスケートワックス(トリックをした時に滑らせる為のアイテム)が塗られて来たのだろうか。

初心者も入りやすい高さだが、玄人にも好まれるツルツルロングカーブにこれからも様々なスケーターが、己のトリックレコードを更新する為に挑むだろう。

初めましての50-50グラインドから、世界レベルのトリックまで見守るこのロングカーブの歴史はまだまだ始まったばかり。

様々なスケーターの思い出が、ワックスと共に塗り重ねられ、カーブはいつまでも黒く輝いていく。

根附海龍/ヒールフリップバックサイドテールスライド

森中一誠/スラッピーKグラインド

荒畑潤一/フロントサイドリップスライド スイッチKグラインド

ファイナルでは、タンパアマ2019準優勝の池慧野巨、Oi STUオープン優勝の白井空良、ハードフリップマスター根岸空、そしてディフェンディングチャンピオンのカーブマスター本橋瞭という、超豪華なメンツによってカーブキングが争われた。

白井空良/ビッグスピンバックサイドテールスライド

根岸空/ハードフリップフロントサイドKグラインド

池慧野巨/バックサイドKグラインド ノーリー180フリップアウト

本橋瞭/キックフリップフロントサイドノーズグラインド

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KEN-U

トライアル表彰

1位・青木 勇貴斗 -83.50

2位・末松 蓮-77.00

3位・澤田 莉旺(リオ) -68.00

4位・中野 虎大郎 -64.00

5位・戸谷 陽日(ハルヒ) -63.50

6位・木本 巨輝(オオキ) -62.50

※以上6名がオープンクラス予選に進出

オープンクラス表彰

1位・白井 空良 -91.15

2位・池 慧野巨 -90.95

3位・根岸 空 -90.75

4位・本橋 瞭 -69.50

以下4名がセミファイナル敗退(得点はセミファイナル時のもの)

5位・根附 海龍(カイリ) -90.50

6位・末松 蓮 -88.05

7位・奥野 健也 -87.75

8位・寺内 楓 -68.00

SKiP FACTORY(http://skipfactory.net

写真・文 小嶋 勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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