お口の健康の強い味方「ロイテリ菌」配合!日本初の口内フローラを良好にする機能性表示食品のヨーグルトとは?

2019/04/25
佐藤 勇馬

日本で初めて口内フローラを良好にする機能性表示食品のヨーグルト「ロイテリヨーグルト」(税別150円/オハヨー乳業)が3月からパッケージと内容をリニューアルして全国発売されました。「カラダの入り口」である口内の菌バランスを良好に保つことが健康維持のために大切といわれている昨今、ヒト由来の乳酸菌の一種「ロイテリ菌」を配合した同商品が注目を集めています。

ただ、口内フローラもロイテリ菌も一般的にはあまり聞きなれない言葉。口内フローラの仕組みや大きな健康効果が期待されている「ロイテリ菌」を配合した同商品の特徴について、開発を担当したオハヨー乳業の執行役員・久山忠彦さんが解説してくれました。

-そもそも『口内フローラ』とは何なのでしょう?

「体内の細菌は1000種類以上にのぼり、そのほとんどが口と腸に集中しています。腸内に細菌が密集して存在している様子がお花畑のようにみえることから『腸内フローラ』と呼びますが、口内にも同様に700種類以上の無数の細菌からなる『口内フローラ』があります」

―口内フローラの理想的な環境と健康への影響について教えてください。

「口内の細菌はぬるぬるとした膜状のバリアを張った集合体で存在しており、100%殺菌することは難しいとされています。そのうえ『殺菌』では、よい影響を与える善玉菌まで排除してしまいます。重要なのは、菌の排除ではなく、口内で理想的な細菌のバランスを保って、菌と『共生』することなのです。口内の細菌の理想のバランスは『善玉菌:悪玉菌=10:1』といわれています。このバランスが崩れると歯周病やむし歯、口臭などのトラブルが発生しやすくなります。口は体の入口でもあるため、口内の細菌のバランスを保ち、口内フローラを良好にすることが全身の健康のカギとなります」

―なぜ「ロイテリ菌」に着目したのですか?

「ロイテリ菌は乳酸菌の一種で、悪玉菌のはたらきを抑え、歯周病やむし歯のリスクを下げるほか、口臭を改善するという研究報告があります。まさに口内フローラを良好にするにはぴったりの乳酸菌でした。」

―「ロイテリヨーグルト」を開発するにあたってこだわった点は?

「『毎日食べても飽きのこないおいしさ』と『機能性の両立』は譲れませんでした。ホンモノはおいしくないといけない。また、口内のケアをうたうからには、砂糖不使用にもこだわり、天然甘味料のキシリトールを使用しております。香料、安定剤なども使用していません」

―どのように食べるのが効果的なのでしょうか?

「毎朝の習慣として、1日1個食べて頂くことをお勧め致します。継続的に『ロイテリヨーグルト』を食べていただくことで、ロイテリ菌が定着しやすくなります。また、菌を定着させるために、お召し上がり頂いた後の30分程度は、歯磨き等を避けていただくことをお勧めします」

ロイテリ菌を配合することによって、徹底的にお口の健康にこだわった「ロイテリヨーグルト」。歯周病や虫歯といったお口のトラブルは全身の健康にも影響を与えかねません。大事な口内環境を整えるためにも、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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