15年で70倍の注文数! 秋の“オリーブオイル・ヌーボー”に注目する理由

2017/11/29
マガジンサミット編集部

季節は秋から冬へ。この時期“ヌーボー”とくれば、早摘みされたワイン“ボジョレー・ヌーボー”を連想する方も多いと思います。実は、もうひとつ、この時期に人気の“ヌーボー”があります。

 

そう、秋に収穫される早摘みのオリーブ果実のみを使用し、オイルをろ過せず上澄みだけを贅沢に瓶詰めした“オリーブオイルヌーボー”です。

 

そんなオリーブオイルヌーボーを活用したレシピの試食会が、先日、都内で開催されました。これは、オリーブオイルヌーボー「ピエトラ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル」(日清オイリオ)の発売15周年目を記念して行われたもので、レシピはイタリア家庭料理研究家であるパンツェッタ貴久子氏が考案。(パンツェッタ・ジローラモ氏の奥様です!)

 

左から)大貫朋美氏※ 鈴木俊久氏※ パンツェッタ貴久子氏 森川聡氏※ 

※(日清オイリオグループ)

 

試食会では、オリーブオイルヌーボーを使用したオリジナルイタリア料理が振舞われ、トークセッションや、ワインならぬ“オリーブオイル”のテイスティングも行われました。

 

発売から15年。約70倍までに増えた注文

「ピエトラ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル」は、イタリア北部にあるトスカーナ州で、10月下旬から約1ヵ月の間に収穫したオリーブ果実のみを使用した有機JAS認定のオーガニックオリーブオイル。現在は、通信販売限定で発売されています。

 

オリーブオイルヌーボーは、ポリフェノールもしっかりと含まれており、その健康性への期待からか、注文本数は発売当初の2003年から実に約70倍まで増加しているそうです。

 

オリーブオイルのテイスティング方法

試食会の前に、国際的なオリーブオイルのテイスティングパネルリーダーである鈴木俊久氏からレクチャーをうけ、オリーブオイルならではのアロマと味覚を感じるテイスティングに挑戦!その方法は簡単に以下です。

 

まずは、オイルを人肌で温めます。

温まった頃合を見計らい、アロマが逃げぬようフタをした手に鼻を近づけ、手のひらを開けて香りをかぎます。

 

オイルを口に含みます。

舌をスプーンのように凹ませて、オイルをのせ舌ざわりを確認。そのまま飲みこまず、上の歯と下の歯を合わせた状態で「シー」と歯のすき間から勢いよく空気を吸い込み、香りを鼻に抜かせます。

 

最後にゆっくりと飲み込みます。

(思ったよりも、ほろ苦いような…辛いような刺激がある味に驚きました。新鮮な早摘みオリーブオイルならではの特徴のようです)

 

世界オリーブオイルコンテストの審査員も務める鈴木氏

 

ちなみに、オリーブオイルは品種によってある程度、緑の濃淡が決まっているそう。プロは色を見ただけで味が想像できてしまうので、色からの先入観を防ぐためにブルーの専用グラスにいれてテイスティングします。

 

若いオリーブ果実を使ったオリーブオイルは、美容オイルとしても使いたくなるほどフレッシュでフルーティ!美しいグリーンに輝きとてもリッチな感じです。

 

オリーブオイルヌーボーを味わうレシピ

さて、お待ちかねの試食会では、パンツェッタ貴久子氏が提案する5つのメニューが披露されました。オリーブオイルヌーボーを活かしたイタリア伝統の家庭料理がならびます。

 

結び目のフライパン焼き

フライパンでこんがり焼き目をつけたピザ生地に、ニンニク、赤唐辛子、パセリ、そしてオリーブオイルだけのソースを絡めた、貴久子さん一押しの“おつまみ”。

 

噛むと、口いっぱいにオリーブオイルと香味野菜の香りが広がります。いちど食べるとやみつきに!

 

ツナと豆のサラダ

トスカーナの代表的な料理。カンネリーニと呼ばれる白インゲンとツナを和えただけのシンプルな一品です。オイルで煮た自家製ツナのコンフィで贅沢にふるまうのが貴久子さん流。

 

健康に嬉しい食材だらけ。食べごたえがあり、お腹も満たされます!

 

マンマのミネストローネ

いろいろな野菜をたっぷりと煮込んで作る本場イタリアのミネストローネは、飲むというよりは食べるスープ。野菜とパルメザンチーズの皮から出る出汁がカラダに染みわたります。

 

テーブルでオリーブオイルをサッとかけるだけで、驚くほど華やかな香りに!

 

トラパニペスト和えパスタ

「トラパニ」とはシチリア南西端のアーモンドで有名な町の名前。ソースに加えたアーモンドがコクと独特の食感を生みます。フレッシュな生のオリーブオイルと食材の組み合わせを味わうパスタです。

 

らせん状のパスタはソースとオリーブオイルがよく絡み絶品!

 

103オリーブオイルケーキ

貴久子さんが、キャンティ地区(トスカーナ)のステーキ店で食べたものが忘れられず、レシピをもらい再現したオリーブオイルのケーキ。オリーブオイルとヴィンサント(デザートワイン)が香る優しい食感に、たっぷり振られた松の実が香ばしい一品です。

 

オリーブオイルとヴィサントが優しく香ります!

 

生のオリーブオイルを味わって!

今回紹介されたレシピでは、オリーブオイルにくわえナッツやアーモンド、松の実など、悪玉コレステロールを下げる健康にうれしい成分“オレイン酸”を含む食材がたっぷりと含まれています。

 

オレイン酸は、ツナなどの青魚に含まれるDHA、EPAなど、血液サラサラ成分である必須脂肪酸の酸化をふせぎ、一緒に食べると吸収率を良くする相乗効果も期待できるそうです。

 

また、エキストラバージンオリーブオイル※を“直接かけて”食べることもおススメだそう。エキストラバージンオリーブオイルには、さまざまな栄養素が含まれていますが、なかでも植物の成長や活性化を助けるポリフェノールは、まだ熟し切れていないオリーブオイルに多く含まれてる場合が多いそうです。

 

残念ながらポリフェノールは熱に弱い面もあり、火を通さず生で味わうのがベスト。青魚のマリネやパン、アイスクリームなどに直接かけて味わうのも良いですね!

 

※国際オリーブオイル協会の定める一定の基準をクリアした、オリーブの実をしぼっただけのオイル

 

「ピエトラ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル」の特典付きの予約受付は1130日まで。(年内に届く分の予約は128日まで・在庫がなくなり次第終了)カラダにも美味しい“オリーブオイルヌーボー”を活用したレシピで、秋の恵みを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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