青い海、輝く太陽、そして優しさにあふれた人々。「アーティストが見た」そんな沖縄を示した展示が銀座に

2019/10/14
桂伸也

いや〜この原稿を書いている現在は、台風19号が接近中。今年は台風の多い年でありますなあと、改めて思う今日この頃であります。んで、台風が一つ、また一つと過ぎ、いよいよ秋も深まり気温も下がってくる時期でもあります。ということで今日のテーマは“この時期、暖かいところで気分をリフレッシュしたい”という強引な気持ちで(笑)、沖縄という場所であります。

もちろん沖縄県も海に面した小さな島のあつまりであり、台風でも多く苦労されている場所ではありますが、日本国内では緯度が低い位置にあり、冬でも暖かく過ごすことができます。それでいて歴史的には日本の本土とはまた違った、エキゾチックな文化的経緯を辿り、「行きたい県ランキング」などでは必ず上位にランクインする魅力的な場所であります。

そんな沖縄県は、海外に向けて沖縄ブランドの浸透を図るために、2013年に観光推進プロジェクト「Be.Okinawa」を開始しました。そして令和元年度沖縄観光ブランド戦略推進事業の一環として、10月11日〜20日の間に、東京・銀座の蔦屋書店(GINZA SIX6F)で『アーティストが見た沖縄〜〜忘れられない一瞬へ。〜』展を開催、11日にそのオープニングセレモニーが行われました。

このプロジェクト名にある「Be」とは、「そこにある、存在する」という意味を示しています。そのため「Be.Okinawa」とは、旅人がその場所の空気や風景に溶け込み、そこに暮らす人々と交流し、心を通わせること、そしてそれによって本来の自分を取り戻せる、そんな場所こそまさに沖縄であるということを表しています。

今回は旅行者が沖縄にて「忘れられない一瞬」に出会う姿を伝えることをテーマに展示を実施、「Be.Okinawa」ブランド動画とポスターが作成されました。また蔦屋書店では、会場の中央に壁面を設置し、外側には画家・千葉美香さんの絵画作品を展示、内側には沖縄での「忘れられない一瞬」を描いたビジュアル・動画を展示し、外と内で今回のテーマに沿った世界観を表現しています。

千葉さんは「第35回明日をひらく絵画上野の森美術館大賞展」で大賞を受賞する一方で、沖縄の風景が持つ魅力に強い影響を受けたといいます。沖縄の海に身を浸す少女の姿を緻密で繊細なタッチで描いた、「神秘」と呼ばれる絵画をはじめイマジネーションを掻き立ててくれる風景が、展示の外壁を彩っています。

[https://youtu.be/pcrwmjNeFDY]

ブランド動画は、4つのスト—リーで構成されており、ギターと三線、そして三波(さんば)と呼ばれる沖縄楽器のセッションの様子が映し出される「風の演奏会」を中心に、他に「犬孝行」「酒蔵」「星空」といった、魅力的な沖縄の一面を満喫する旅人の表情を描いた場面が登場、沖縄の優しい空気を見る人に感じさせてくれます。

この日は特別に、この動画に登場した三線奏者の稲嶺幸乃さん、三波奏者の奥濱幸子さんが登場、ギタリストの方も入り交じり、劇中のセッションを生演奏にて披露されました。三波とは硬質の小さな板三枚をひもで通し、指と指の間に挟んでカスタネットのように板を叩き合わせる楽器。

しかしなかなか高度なテクニックもあり、奥濱さんは巧みにセッションのハーモニーを彩られていました。また、その演奏パフォーマンスも見どころで、ふとタンバリン芸人のゴンゾーさんをおもいだしてしまいそう(笑)見せ場もしっかりと持っており、一度チャレンジしてみたくもあります。

一方で稲嶺さんは、おじいさんの形見の三線とともに映像に登場。映像は自身、この日初めて見られたそうですが、その三線が大きく写っていたことを喜ばれており、三線とともにこの映像に出られたことを「誇りに思います」と喜びを語られていました。

三線の音色って、何か素朴でいいんですよね。ゆったりしたメロディの中でこの音が響くとなぜかすごく優しい気持ちになる。テンポが速くなると、踊りだしたくなるような楽しさが舞い込んできて…と、ある意味沖縄のイメージを象徴するものの一つともいえるでしょう。

気が付けば今年もあと3か月、年号も変わり激動の一年であったようにも思えますが、時には沖縄の空気の優しさを想像してみてはいかがでしょうか。そしてもし機会があれば、是非沖縄に出向いていかれることをおススメしますよ!

<Be. Okinawa>
http://beokinawa.jp/jp/

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桂伸也
この記事を書いた人

桂伸也

フリーライター。元々音楽系からのスタートですが、現在は広く浅くという感じではありますが芸能全般、幅広く執筆を行っています。またエンタメ、芸能に限らずスポーツ、アミューズメント系と…何が得意なのかが不明な感じ。逆に困ったときに声を掛ければ、何らか答えが戻ってくるというか…ある意味“変な奴”(笑)

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