承認欲求ブームから自己肯定ブームに

2019/11/13
内藤 みか

自分のSNS投稿にいいねをたくさんもらわないと落ち着かないという「承認欲求」。かなり話題になりましたが次第にそれも落ち着き、最近ブームになりつつあるのが「自己肯定感」なのだとか。いったい、どのようなものなのでしょうか?

自分で自分を褒めてアゲる!

最近ちらほら見聞きする「自己肯定感」。Cancam2019年12月号でも早くも記事になっています。記事によると、この1年ほどで自己肯定感に関するツイートが増え、たびたびトレンド入りもしているのだとか。

では「自己肯定感」とはどのようなものなのでしょうか。簡単に言ってしまえば、自分で自分のことを認め、ありのままの自分を肯定するというものです。今までSNSのいいねで他人からの承認を求めていた人々は、自分で自分を承認する方向に意識が向かい始めているのです。

自己肯定感が低い人は50%

記事によるとこの「自己肯定感」の本を買いに書店を訪れる人も急増しているのだとか。しかもそのおよそ8割が女性だそうです。逆に言えば女性のほうが自分を自分でアゲる方法を求めているのかもしれません。

Cancamの読者アンケートでも「自己肯定感が低い」と案じている人は50%もいました。日本人は謙遜を美徳とする民族なので、自分を褒め慣れていない人が多いのかもしれません。これを書いている私も『ほめ言葉ハンドブック』という本を持っていますが、これも、人を褒める時のボキャブラリーを増やしたくて買ったので自分を褒めるためではないのでした。

自分で自分を褒めるメリット

さてこの「自己肯定感」を持つと、どのようないいことがあるのでしょう。あくまで私の実感ですが、SNS投稿するたびにいいねの数を気にしなくて良くなります。自分が自分の一番のファンになりうるので「あまりいいねはなかったけれど、私はいい記事だと思う」と自分を肯定することができるので、人からの評価があまり気にならなくなるのです。

この動きは世界的なものなのか、インスタグラムもいいねの数を試験的に表示しなくなりました。これはいいねの数ではなく純粋に写真や動画の投稿を楽しんでもらいたいという目的からなのだとか。その結果自分が本当にいいと思うものをのびのびと投稿できるようになってきている流れを感じます。これもまた「自己肯定感」の流れのひとつなのかもしれません。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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