東京の乾燥注意報にお肌も大ピンチ!枯れ肌を救済するクリームを徹底解剖

2019/01/29
マガジンサミット編集部

今年の冬は雨の降らない日が長らく続き、気象庁が度々東京の乾燥注意報を発令。今シーズン、東京で雨の降らなかった無降水記録は19日間と史上6位、13年ぶりの長さを記録(気象庁データ参照)するという驚きの乾燥具合です。

暖房を入れた室内はより乾燥しやすく、その乾燥具合は砂漠と同じなんて話も。確かに最近、唇やお肌、目までも乾燥して、ピリピリ痛さを感じるほどです。私のお肌は大丈夫かしら?

肌チェッカーで測定した結果…水分・油分全然ない!めっちゃ枯れ肌!

そこで今回、肌の水分・油分量をチェッカーで測定。(https://belulu.jp/product/belulu_skinchecker.html

普通肌は水分量35〜50%、油分量20〜30%、乾燥肌は水分量10〜30%、油分量15〜30%ということなんですが、結果はどうでしょうか?

なんと水分量20%、油分量15%と圧倒的乾燥肌という結果に…!

しっかりとした保湿と脂分補給で、うるおいを閉じ込める対策が必要ということでした。確かに手に白い粉が吹いたり、ガサガサ状態でヒリヒリ痛むし辛いんですよね。

食器洗いにより水分量が30%以上も減少!肌のバリア機能の低下

そんな冬場の乾燥する季節特に辛いのが、お皿洗い。家事だからやらなくてはなりませんが、洗剤がしみてヒリヒリ痛いし、さらに手が荒れちゃいますよね。でもだからと言って、皿洗いの際に手袋つけるのも何か違和感があるから嫌という人も多いのでは?

池田模範堂が30~40代の主婦20名を対象に調査した「食器洗いにおける水分量の変化」によると、冬場の食器洗い後の「手の甲」「手のひら」共に直後から水分量が約30%減少。さらに「手の甲」の水分量は減り続け、60分後には実験前より44%も減少したそう。

一方「手のひら」は、10分後には回復し始めて、20分後には実験前と同じ水分量に回復。手のひらに比べて、手の甲って水分量が減少しやすいですね。そりゃ痛みやすいわけだ。

でも、指先はパックリ割れて目に見えるけど、手の甲はヒリヒリ痛むのに見た目には乾燥があまり分からないんですよね。なんでなんでしょう?

池田模範堂によると、手の甲は角層が薄く伸縮性があるため、乾燥ダメージが起こると、

目には見えないほどに細かく無数に切れて炎症が生じやすいそう。伸び・縮みを繰り返しているために、少し良くなってもまた切れやすく、切れ目に刺激物が入り込むことで炎症を起こす。こうして「ヒリヒリ切れ」がしつこく繰り返されてしまうのだとか。

手荒れにオススメのハンドクリームは?カテゴリー別にレポート形式で紹介

手荒れ対策としてはスキンケア用品のハンドクリームを塗るのが一般的。しかし、手の状態によっては、効果が表れない場合も多々あります。自分の症状に合わせて塗るのが大切みたいですが、市販のハンドクリームって種類が多すぎて何使えばいいのかよくわからないですよね。そこで、大きく3つのカテゴリーに分類して、実際に塗ってみた特徴などご紹介していきます。

肌を整え、キメを保つ、日常系ハンドクリーム

市販されていて安価に買うことができる日常系ハンドクリーム。ロクシタンの「シアハンドクリーム」や資生堂「レシピスト」、花王「ニベアのハンドクリーム」などが分類されるよう。安価なものも多く、主に日中や外出中に使われています。

今回花王「ニベアのハンドクリーム」を塗ってみました。シンプルな見た目でクリームも白、臭いも石鹸のような香り。こってりとした塗り心地で、しっかり手をコーティングしてくれている印象です。長年愛されているだけあって、リーズナブルながら安定感のある使い心地。ただ洗剤によるあかぎれなどを治療してくれるかというと、そこまでは難しそう。

手荒れ、ひび、あかぎれを予防する、保湿保護系ハンドクリーム

ユニリーバの「ヴァセリン」やユースキン「ユースキンAa」、興和の「ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム」に代表されるような、乾燥状態がひどくなった時に使われるのが保湿保護系ハンドクリーム。保湿効果重視で、尿素やビタミンなどが配合された医薬部外品、医薬品もあります。

この中から実際に興和の「ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム」を塗ってみました。日常系ハンドクリームよりは値段が高めですが、手荒れ、角化症の治療薬と記載されていて心強さがあります。臭いはほぼ無臭で、クリームは白く、スーッと肌に溶け込んでいくような塗り心地。尿素配合で保湿感の持続も長いような気がしました。

手荒れ、ひび・あかぎれを治療する、修復系ハンドクリーム

普段使いではなく、ひび・あかぎれなどを治したい時に使われる医薬品の修復系ハンドクリーム。手荒れが重度の場合使うそう。池田模範堂の「ヒリギレ軟膏」「ヒビケア軟膏a」が代表的。症状のある部分に使います。

今回、池田模範堂の「ヒリギレ軟膏」を塗ってみました。薬用という感じがプンプン漂うパッケージ。クリームは黄色、若干の薬用感を覚える香りで効き目が期待できそう。テクスチャーは適度なクリーム感ですが重たくはなく、少量でたっぷり伸ばせるのが良いなと思いました。

日常系のハンドクリームとかだと香料のせいか肌に合わないこともあるけれどそれもなく。ベタつき感も気にならない上、長時間たってもしっとりうるおっている。数日間塗ってみるとひびやあかぎれが前より改善されたような。炎症が起こっている場合は、修復系ハンドクリームが良さそうです。

お肌のターンオーバーは年齢×1.5!症状に合わせたケアが大切。

そもそもお肌のターンオーバーは年齢×1.5=●日だそう。筆者の年齢は30歳なので×1.5=45日って、えー!一回手荒れしたら治るまでめっちゃ時間かかります!

そうならないように、ちゃんと症状に合わせてケアすることが大事なんですね。よーし、使い分けでこの冬乗り切るぞ~! 

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