オープンから1年で1ヶ月半待ち!話題のパン職人・塚本久美の癒しのアイテムが絵本の理由

2017/09/26
N田 N昌

先日、人気深夜番組『セブンルール』(フジテレビ系)を観ておりましたら、パン職人の塚本久美(34)さんが紹介されておりました。こちらは、様々な分野で活躍する女性に密着、彼女の7つのルール(いつもしていること)を紹介する番組。

 

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塚本さんは、東京の超人気パン屋さん「シニフィアン シニフィエ」で7年間修行をした後、独立。兵庫県丹波の山奥に工房をもち、たった一人でパン屋「HIYORI BROT」を経営されております。そのスタイルも面白く、店舗は持たずインターネットのみでの販売となっております。食材にこだわったパンは、オープン1年にもかかわらず既に一ヶ月半待ちの人気だとか。

 

そんな彼女のワークスタイルに憧れる女性も少なくないのでは…でも、そんな彼女も、「結婚したいなぁ、子供産みたいなぁ」「この労働時じゃあ、長くは続けられないなぁ」など、先の見えない不安に駆られることも…。

 

そんな時、彼女を癒してくれるのが、彼女の7つのうちの1つのルール、「モヤモヤしたときに絵本を読む」でございました。

 

彼女のお住まいは、築180年のシェアハウスの屋根裏部屋、その広さは約4畳。

 

その部屋での彼女の日常は、絵本を読むこと。彼女は絵本の魅力について、「普通の本だと時間がないとゆっくり読めない。唯一、絵本は大概読めて、すごくシンプルだから自分のモヤモヤしている気持ちがどうでもよくなったり、この空間にいらない気持ちが吸い取られるような気がして…」と、語っておられました。

 

そう、モヤモヤした時に絵本を読むと嫌な気持ちもすぐに吹っ切れるのでございます。最近、自分のために絵本を読む大人が増えておりますが、こういう絵本との付き合い方をされている方も少なくないのでは…。

 

ちなみに、その番組の中で彼女が手にしていた絵本は、こちら。

 

「つきのぼうや」(作・絵:イブ・スパング・オルセン 訳:やまのうち きよこ)

 

縦35cm・横13cm。少し変わった形体の絵本でございます。海外の絵本でアート絵本としても楽しめ、大人に人気の高い絵本でございます。ストーリーを約1行でご説明すると、地上の池に映ったお月さまを求めて、月の使いの男の子が旅をする物語でございます。もっと詳しく知りたい方は、ネットで検索してくださいませ。いろいろ情報が出てまいります。

 

これを機会に、是非、みなさんのルールに「モヤモヤしたときに絵本を読む」をひとつ加えてみてはいかがでしょう…。

(文:NN昌)

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N田 N昌
この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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