知らないと損をする!他よりも安く海外へ送金するための方法とは?

2018/08/10
マガジンサミット編集部

海外にいる相手に送金する際、送金の方法によって、手数料・着金額にかなりの金額差が生まれるという事が調査によって明らかになりました。

今回、トランスファーワイズ・ジャパン株式会社は海外送金の手数料及び着金額の調査を実施。同社が提供する海外送金サービス「TransferWise」とその他の方法では、手数料は最大で15倍もの金額差が、そして実際に届く着金額においても大きな差が生じることが分かりました。

表1 日本円で 10 万円を米ドルで海外送金した際の比較

※本調査は調査機関を通じた独自の結果、比較になります。諸々の条件によって変わってきます。目安としてご利用ください。

海外送金サービスTransferWiseとは

上記の表1の一番左に位置する海外送金サービスTransferWiseは、早くて安い海外送金を実現できる仕組み。例えば、日本からアメリカに海外送金をしたい場合は、TransferWise の銀行口座に日本円で振り込みます。

その後 TransferWise のアメリカの銀行口座から、米ドルでアメリカにいる受取人の銀行口座へ支払いが行われます。つまり、実際の資金は国境を越えておらず、国内の TransferWise の資金が循環していることになり余計なコストがかかりません。この仕組みが早くて安い海外送金を実現しているのです。

海外手数料の比較

さて、そのTransferWiseとその他の送金方法の海外手数料を比較してみます。上記の表1は10万円を海外に送金した際の比較ですが、BTMU・SMBC では海外送金手数料と為替手数料の2つと、受取手数料や中継手数料も発生していて、どちらも1 万円以上の手数料が掛かっています。

TransferWiseの欄を見ると手数料は646 円という結果なので、比較すると約 15 倍の手数料が掛かるということに。その他のサービスも大手銀行よりは安くなってはいるものの、TransferWiseと比較すると倍以上の手数料が掛かっています。

現地着金額の比較

次に実際に送金先に送られる金額である着金額の比較を見ていきます。表1の着金額の欄を見ると10 万円を海外送金した際、TransferWiseでは約 900$が相手方に着金するのに対し、大手銀行では多くのコストにより約 800$となってしまっています。その他のサービスも大手銀行程の違いはないですが、ここでもTransferWiseに優位性のある結果となっています。

以上の結果から、手数料、着金額ともに、大手銀行とTransferWiseでは大きな差があることが分かりました。TransferWiseは1番賢い海外送金サービスであると言えそうです。

まだまだ大手銀行利用者が多い

トランスファーワイズ・ジャパン株式会社では「海外送金に関する意識調査」も実施。「海外に送金する際の手数料の仕組みを理解しているか」、「送金にどの機関を使っているか」を調査しました。結果としては正しく手数料を理解している人は約2割しかおらず、さらに送金する際は大手銀行を使用する人が一番多いという結果になりました。

今回の調査の結果から分かるように、大手銀行を使用すると多くのコストがかかるにもかかわらず、多くの人が送金に大手銀行を利用しており、損をしてしまっています。「よく分からないからとりあえず大手銀行」ではなく、正しい知識を身につけ、使用する機関を考えてみる必要があるかもしれません。

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