はじめしゃちょうーに教えたい!SNSなどで炎上騒ぎにならないための「3つの視点」

2017/05/03
naokiyama

人気ユーチューバーのはじめしゃちょーによるゴルフクラブ破壊問題。動画を見た視聴者から賛否両論の炎上騒ぎとなり、3月31日には本人がファンサイトで活動休止するという事態となった。だが、こうした炎上騒ぎ、もはや他人事ではないのでは?いったいどういう視点が必要となるのか、過去の炎上騒ぎを例にその対策を考えてみた。

 

自身の投稿に必要なのは「どう見られるかという視点」

 

コンビニのおでんを素手でつついたり、チェーンソーを持って宅配業者に詰めかけたり、最近では、タレントの松本伊代さんと早見優さんが線路内に立ち入ったツーショット写真を公開して騒動となりました。

 

いずれも共通して足りなかったのは「他者はどう見るか」という視点でしょう。面白そうだからやってみた、自分が正しいと思ったからやってみた、という自分本位の視点で行動すると、それが他人からどう見られるのかわかりません。後者の場合も思い出づくりで撮ったとしても、鉄道関係者が見た場合、「危険だ」「不謹慎だ」と感じてしまうことがあるのです。

 

投稿するときは「少し間を置く」を決め事にする

 

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのメリットはスピーディーに自身の状況を伝えられることです。ですが、逆を言えば、多角的な視点が抜けてしまうと、炎上につなってしまう、というのが実情なのでしょう。

 

そこで投稿前に求められるのが、「少し間を置く」という視点です。投稿する文章や写真を用意したとき、5~15分ほど時間を空け、その他のことに意識を向けてみます。テレビでも読書でも勉強でもいいでしょう。すると、別のことに意識が集中していた分、客観的に先ほどの投稿内容を見ることができます。たったこれだけでも、炎上の可能性を抑えられるはずです。

 

「炎上は玄関に個人情報をさらすもの」という小木曽さんから学ぶこと

 

大手IT会社グリーに勤める小木曽健さんは、こうしたSNSによる炎上を防ぐ方法を学生企業向けに講演しているといいます。小木曽さんいわく、何気ない情報の投稿は、住所や携帯電話の番号を玄関に貼り出すことと同じだと警告します。つまり、ネットの世界は拡散によって「半永久的に情報が残ってしまう」という視点が必要です。

 

必要以上に怯えることはありませんが、「他者からの視点で考えること」「間を置くこと」「情報は半永久的に残ること」、こうした3つの視点が、これからの時代はより求められるのかもしれません。

 

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naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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