全米大会優勝のバルーンアーティスト・神宮エミ、バルーンだけで作られたドレスでショー開催!今春に「バンクーバー・ファッションウィーク」初参加へ

2019/02/18
佐藤 勇馬

2018年にバルーンアート全米大会の「バルーンドレス部門」で優勝したバルーンアーティストの神宮エミさんが、14日に自身初となるバルーンのみで作られた衣装によるファッションショーを都内で開催。独創的なバルーンドレスの数々を披露した。同時に、3月にカナダで開催される「バンクーバー・ファッションウィーク」に初参加することを発表し、業界の内外で注目度が高まっている。

同ファッションショーは、昨年9月から10月までニューヨーク・ロンドン・ミラノ・パリの世界4都市のファッションウィークを巡り、神宮さんのクリエイションを世界に発信するため「EMIJINGU world fashion week tour 2018 - color session in the world」の振返りとして開催。ファッションショーのほか、世界4大コレクションでの様子をまとめたムービーの上映などが行われた。

神宮さんは4大コレクションに挑戦したことについて「自分の中でバルーンを通じて海外に発信したいという気持ちがあり、ファッションウィークはバルーンというものがもっと違う見せ方で広がってく事ができるのではないかなと思い行くことを決めました。多くの方に見て頂くこともでき、バルーンだけどファッションの業界で挑戦できるんだなと感じました」とコメント。大きな手ごたえを感じたと明かしている。

また、神宮さんは3月にカナダで開催される「バンクーバー・ファッションウィーク」でブランド初となる国外ランウェイショーに参加することを表明。「4大コレクションに行ったことでファッションウィークは敷居が高くて中になかなか入れないというのを直に感じていました。そんな中で今回参加できる事となり、バルーンドレスや自分の作品がもっと発信できる機会だと思っています。ファッションとしての分野では、コレクションでブランドとして歩くのは凄いことなので精一杯頑張りたいです!」などと意気込みを語っている。

神宮さんは「リアルクローズ(現実の生活で着られる服)」を意識し、ファッションとして成立するバルーンドレスを制作。バルーンの幅広い世界観と可能性を、日本のみならず世界に発信している。

約1ヵ月後に迫った「バンクーバー・ファッションウィーク」でどのようなバルーンドレスが発表されるのか、神宮さんのセンスに世界的な注目が集まることになりそうだ。

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この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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