旨い!だけじゃない。おせちに飽きたら“もちカレー”その理由とは?

2016/01/03
富田チヤコ

楽しいお正月も最終日。

新しい年がいよいよ本格的にスタートします。

 

ところがふと台所を見ると、年末に買いだめした切りもちがドッサリ!食べきれずに、まだ大量に余っていることはありませんか?

 おもち料理の定番でもある磯辺焼きやお雑煮、ぜんざいにも、さすがに飽きてきた。

 

そんな時には、『もちカレー』!。

切りもちをサイコロ状に切り、カレーとチーズをのせて焼くだけで完成します。

鍋に残ったカレーと切りもちで簡単にできるので、休日にパパッとランチをすませたいときにも、オススメですよ。

正月に食べたい、もちカレーレシピ

もちカレー作り方
【材料(1人分)】
切りもち:1個
カレー:1人分
ピザ用チーズ:20g
もちカレー作り方
切りもちを小さく切れば、すぐに火が通ります。メーカーによって大きさが異なるので、6〜8等分に切りましょう。

 

【作り方】

:もちは、サイコロ状になるように切る。

:耐熱皿にカレーを入れ、その上に1をのせ、ピザ用チーズをかける。

:オーブントースターやグリルなどで、表面に焼き色がつくまで焼く。

 

もちカレー作り方

お好みで、ゆでたまごなどをトッピングすればボリューミーな1品になります。

カレーに入っているウコンのパワーも、絶大だ!

カレーの色づけに欠かせないスパイスである、ターメリック。

和名はウコンと呼ばれ、古くから香辛料や生薬として使われてきました。

 

特にウコンの色素成分であるクルクミンには、胆汁の分泌を促す働きや、解毒作用があります。

これにより肝臓がスムーズに働くようになり、肝機能そのものを向上させる効果があります。

年始早々飲みすぎた人こそ、休肝日にしっかりとりたいスパイスです。

 

しかも、もちカレーにトッピングするチーズには、カルシウムも含まれています。

おせち料理では不足しがちなカルシウムを、ここでしっかり補給。骨太なカラダに近づきます!

面倒な時は、もちをそのままカレーの鍋に投入!

もちカレーは食べたいけれど、おもちを切るのも焼くのもすべてが面倒。

そんな時は、温めたカレーの入った鍋の中に、切りもちをそのまま投入しちゃいましょう。

切りもちは、数分で柔らかくなります。おもちが溶ける直前、トロっとした状態になった頃に器に盛り付けるのがコツですよ。

 

おもちと食べ残したカレーの消費が両方できる、もちカレー。おもちのアレンジレシピは星の数ほどあれど、日頃黙って働き続ける肝臓にも効くとあれば、年始の今こそ作るしかありません!

 

おもちのように純白な心で、どこまでも長く伸びやかに。

さあ、「もちカレー」でもちの気持ちを思い出しながら、今年も華麗に過ごそうじゃありませんか!

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FoodLife(フードライフ)5月号
 総合食品研究所
「特集 カレー」

 

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富田チヤコ
この記事を書いた人

富田チヤコ

"フードライター&コピーライター、管理栄養士。 「栄養」や「健康」のジャンルで、食に関する記事を書籍やWEBなどで執筆。食べることが大好きな食いしん坊母ちゃん。ちょっとした工夫で、料理が楽しくなる「チヤコレシピ」が好評。"

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