明日から公開の映画『ヴェノム』!マーベル映画屈指のアンチヒーローとは?!

2018/11/01
マガジンサミット 儀保

いよいよ明日から日本公開の映画『ヴェノム』。

なぜ、『ヴェノム』はこんなにも注目されているのか?!そもそも、映画に登場するヴェノムとは何者なのか?

"ヴェノム"って何??

アイアンマンやキャプテン・アメリカなどが活躍する「アベンジャーズ」シリーズや、スパイダーマンなどのアメコミ作品を送り出すマーベル・コミック。そんなマーベル・コミックの中で、当初は『スパイダーマン』の悪役として登場したのが、ヴェノム。実際、2007年のサム・ライミ監督による『スパイダーマン3』でも過去に映像化されており、スパイダーマンを凌ぐパワーと邪悪なヴィジュアル、黒いジョークの数々で悪役ながらボンクラたちのハートにジャストフィット。

しかし、そんなバックボーンは関係ありません。何故なら、本作はヴェノムのスピンオフ映画であり、リブート作品でもあるので、エピソード0的な一見さん大歓迎な仕様になっております!

映画版はどうなのか??

冒頭からスペースシャトルが墜落。墜落したのは、ライフ財団の宇宙探査船。ライフ財団は、宇宙からシンビオート(宇宙生命体)を回収。そこから、極悪な人体実験でシンビオートの特別な力を得ようとします。

そんな中、熱血漢ながら上司のアドバイスを無視するアウトローなジャーナリスト=エディ・ブロックが登場!エディはライフ財団に突撃取材を慣行!!その結果、圧倒的な圧力により仕事と恋人を失ってしまいます。司会、内部告発によりジャーナリズム精神が再熱!独自にライフ財団のバックを調べていたら、シンビオートと合体!アンチヒーロー=ヴェノムの誕生です!

シンビオートを狙う追手たち。ヴェノムとエディが共闘して戦うバディ・アクション。さらに、地球の歩き方を理解していくヴェノムとのコミカル・トークなど盛り沢山な内容になっております!!

映画ファン注目の理由

前述したようにコミック&映画ファンに人気のキャラクター=ヴェノムですが、そういうキャラ映画こそ、映像化されると不安なものです…そんな中、映画ファンたちに朗報がもたらされました。ヴェノムに変身する主人公=エディ・ブロック役をトム・ハーディが演じるとのニュースが!

トム・ハーディと言えば、『ブロンソン』でマッチョボディに肉体改造。実在の犯罪者チャールズ・ブロンソン役を熱演。それを観たクリストファー・ノーラン監督が「バットマン」シリーズの最終章『ダークナイト・ライジング』の最強悪役ベイン役にオファー。デンジャラス過ぎる魅力を発揮。

さらに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では、主人公役をメル・ギブソンからバトンタッチして、栄光の二代目マックスに就任。しかも、作品は大ヒット!『裏切りのサーカス』や『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』では演技派っぷりを披露。とうとう『レヴェナント:蘇えりし者』ではアカデミー賞にノミネート。

本作では、主人公エディ役を、正義感のジャーナリストっぷりやフラれた女への女々しさ、ヴェノムとのデコボコ・コンビっぷり等、様々な感情を人間味豊かに演じています。

さらに、注目するポイントは監督

そして、もう一つの注目ポイントは、本作のメガホンを取ったのがルーベン・フライシャー監督ということ。

長編デビュー作の『ゾンビランド』からコメディ要素とホラー・サスペンス要素をバランス良く配合し大ヒット!数多くのCM作品やミュージック・ビデオを作ってきた映像センスを活かし、『L.A. ギャング ストーリー 』(トム・ハーディとの初タッグ作)など大作バジェットにも抜擢。

本作でも様々な形に変形できるヴェノムの目が離せないCGアクションが!どんな最高級な料理でも死んだ肉は食べない野獣っぷりのヴェノムに対し、道徳を教えていくコミカルなトーク!そのバランス良さは、本作でも遺憾なく発揮されています。特に、ヴェノムがジムに恋のアドバイスをしていくシーンは爆笑必須です。

映画好きからコミック・ファン、または初心者にも優しい映画『ヴェノム』は明日11月2日公開です!!

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表の顔はディレクター兼カメラマン。実は、年間700本の映画を観賞する映画好き。どんな作品でもオススメのポイントをピックアップ。映画好きから、普段、あまり映画を見ない方にも、幅広い映画の楽しみポイントをご提供できればと日々邁進中? 映画関連tweetも日々、更新してます @yungibo

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