涙は美しい。それが真野恵里菜だったらなおさらだ!紆余曲折映画公開に号泣

2018/11/13
石井隼人

 いかなるときも涙は美しく尊い。生きとし生けるすべてのものは、産み落とされた瞬間に涙を流す。喜びの涙、感動の涙、後悔の涙、美女の涙、新妻・真野恵里菜の涙。ありがとうございます。

 それは13日に都内で行われた、映画『青の帰り道』(12月7日全国公開)完成披露試写会でのこと。

2016年に出演者だった高畑裕太氏が、撮影中の群馬県で不祥事を起こしたことから撮影中止を余儀なくされた本作。お蔵入りか?と思われたものの、キャスト・スタッフの愛によって再び息を吹き返した奇跡の作品で御座います。それだけに主演の真野は「大切に、大切に今日まで大事にしてきた作品です。完成披露にホッとしている部分もあるけれど、色々な感情が渦巻いています」と素直な思いを告白。

そして藤井道人監督が「この映画は紆余曲折あって2016年8月14日から撮り始めて2017年8月13日に撮り終わりました。長い長い旅を、真野さん含めたくさんのスタッフ・キャスト欠けることなく駆け抜けた1年でした。そこからもう1年編集に時間をかけて、こうやって皆さんに観ていただけるのは感無量」と話し出すと、真野の涙腺は崩壊。

「公開初日を迎えていないので、まだ油断はできないけれど…なんですかね」と感極まって思わずの大号泣だった。それに共演の横浜流星は「みなさんの前に立つと、色々な感情が出てくるよね」と真野の涙に寄り添っていたぞ。ク~、いい男だなぁおい!

さらに真野は、映画の内容にかけて「自分が自分でいられる場所」を聞かれると「実家に帰ったときに地元の駅を降りた瞬間、今まで感じなかった地元の匂いを感じて、帰ってきたなぁと凄く感じた。有名なものも目立ったものもない普通の田舎だけれど、その空気感が東京と違ってホッとするなぁと最近感じた」と郷土愛ダダ漏れだったゾ。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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