映画化も決定!絵本童貞な独身大人男性にもオススメの“パパ絵本”

2017/09/25
N田 N昌

イクメンという言葉が流行語大賞にエントリーされたのは2010年。最近の調査では、若い世代ほど育児に夫婦で関わろうとする意識が高いのだとか…。そんななか今、絵本の世界では、パパ絵本がにわかに注目を集めております。

 

そこで今回は、今話題いなっている2冊のパパ絵本を絵本専門士のN田N昌がご紹介いたします。興味深いのは、この2冊とも「大人絵本」だということ。大人が自分のために読んでも楽しめる絵本なのでございます。男性は絶対ハマるはずでございます。

 

まずは、こちら。

 

「あいたくなっちまったよ」(作:きむら ゆういち 絵:竹内 通雅)

 

こちらは、映画化もされた「あらしのよるに」の作者、きむらゆういち様の作品。絵は、迫力のある絵で人気を集める絵本作家の竹内通雅様が担当。ネズミの親子と、そのねずみの子供を食べようとするヤマネコの心情が見事に描かれております。絶対にかなわない敵から、子供をどうやって守るのか…。その姿に、また驚きのクライマックスに感動するはずでございます。

 

「あらしのよる」が好きだった方は、絶対にハマるはずでございます。パパ絵本の新定番として注目されている作品でございます。

 

そしてもう1冊(2冊)はこちら。

 

「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」(作:板橋 雅弘 絵:吉田 尚令)

 

こちらの2冊は「パパわる」シリーズと呼ばれ、絵本好きの間では超有名な人気絵本でございます。悪役レスラーという父親の仕事をなかなか受け入れられない男の子が成長し、父の仕事を理解していく父と息子の絆を描いた物語。書店では父の日の定番絵本、「パパ絵本」として人気の高い絵本でございます。

 

そして、こちらの「パパわる」シリーズの2冊が、なんと!2018年に映画化されるのでございます。タイトルは、「パパはわるものチャンピオン」。父親役はプロレスラーの棚橋弘至様。2016年に「第35回ベストファーザー・イエローリボン賞」を受賞されております。

 

 

そして、母親役は木村佳乃様。木村様は、2児の母として「第10回ベストマザー賞2017」を受賞されております。子役はもちろん、寺田心様。人気絵本、ベストファーザー賞、ベストマザー賞、天才子役、奇跡の共演でございます。

 

ちなみに、今回ご紹介したパパ絵本はどちらも、大人絵本度がかなり高めでございます。是非、大人絵本童貞の独身男性に読んで頂きたい絵本でございます。

(文:N田N昌)

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N田 N昌
この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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