【手塚治虫】マンガの神様が生んだ名作ベスト10を総選挙で決定!

2018/12/20
放送作家 石原ヒサトシ

“マンガの神様”世界の手塚治虫生誕90周年を記念して、好きな作品ベスト10を投票で決定するイベントが開催中。これは、株式会社手塚プロダクションとゴマブックス株式会社が中心となって企画、電子書籍ランキング.comで開催されるもの。投票により選ばれた上位タイトルは後日、手塚治虫生誕90周年記念出版物として販売される。

概要は以下の通り

企画名:手塚治虫生誕90周年記念『総選挙!この手塚治虫作品が好きだ!ベスト10』

投票ページ:https://bit.ly/2L1rPoH

投票方法:作品の表紙とタイトルがずらりと並び、「投票する」をクリックすると1票が入る。「長編部門」と「短編部門」があってそれぞれ一日に3票投じられる。毎日投票ができるってわけ。

作品一覧にない作品もフリー入力により投票することが可能。そこまでデキる人はかなりマニア(笑)

投票期間
2018年12月7日(金)~2018年12月28日(金)

結果発表
2019年1月31日(木)

プレゼント:投票完了後フォームから投票作品をTwitterにてツイート頂いた方の中から抽選で50名様に手塚治虫作品のキャラクターがデザインされた、『手塚プロダクションオリジナル年賀状』が届く。

漫画作品の発売について:投票により選ばれたタイトルの発売は2019年2月頃を予定。

1位予想、やっぱり・・・

1位はやっぱり「ブラックジャック」かな~と、誰しもが思うはず。私も全巻持っているほど大好きな作品。医療のドラマを見ていて「人工心肺」「鉗子(かんし)」「ドレーン」「糸のこ」といった専門の単語に「ブラックジャックにあったな」と思うのは“あるある”だろう(笑)。

マンガといえば昔は子どもが読むものというイメージだったが、手塚先生は“大人向け・アダルト”に向けに描いた作品の方が実は多いと思う。

例えば・・・

「奇子(あやこ)」「アドルフに告ぐ」「ネオ・ファウスト」「きりひと讃歌」「MW」「日本発狂」「ばるぼら」~etc などは、読んだあとなにかスッキリとしない、重い感じが胸に残る。でも印象深い(個人の感想)。手塚マンガは全て読んだわけではないので、改めて興味が湧いた作品が沢山出てきた。子供の頃はヒーロー物ばかり読んだが、歳を重ねるにつれて好みが変わってくるものだ。

ちなみに、私が一番好きなのは「どろろ」。短編で好きだったのは「ザ・クレーター」。

アニメとの違いがありすぎて驚いたのは「海のトリトン」。続きを描いてほしかったのは「バンパイア」。平和を意識したのは「ワンダー3」、怖いと思ったのは「ミクロイドS」。「火の鳥」はたくさんあって全部読めていない。

私は、決してコアな手塚マニアではないけれど、それでも特に小学生の頃、沢山の作品を読んだ。色んな作品のそれぞれに色んな衝撃が走った。今回の人気投票による1位はもちろんだが、20位くらいまでどんなタイトルが並ぶのかとても気になる。

残念な死から30年

手塚先生は約7,000タイトルの作品を残して1989年に60歳という若さで亡くなった。あれからもう30年が経つが、当時、あまりにも早すぎて突然で残念で惜しくてやりきれない気持ちになって涙を流した記憶がある。

下の写真は、亡くなった年に東京の某デパートで開催された追悼イベントのパンフレット。少し中身も紹介する。

小学二・三年生の時に描いた紙芝居

デビューは1946年、17歳。「マアチャンの日記帳」少国民新聞(毎日新聞社)。

隣人が毎日新聞に勤めていた縁で連載が決定する。

1951年「少年」4月号に「アトム大使」連載スタート。最初は「鉄腕アトム」ではなかったのだ。

背表紙。神様が生んだキャラクターは永遠に・・・

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この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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