PR・広報担当者に新たな選択肢!?PR・広報に特化したクラウドソーシング「メディキュレプロモーター」

2019/10/08
マガジンサミット編集部

富士山マガジンサービスのグループ会社103R社が、10月3日よりPR・広報に特化した業界初のクラウドソーシングプラットフォーム「メディキュレプロモーター」(https://promoter.medcura.jp)の提供を開始した。企業・団体と人脈やスキルを持ったクリエイターをつなぐ新サービスとしてPR業界では初となるサービスに注目が集まっている。

ソーシャルメディアの浸透や様々な新興のWEBメディア等の登場によってコミュニケーションが多様化し、PR・広報、マーケティング担当者に求められるスキルは多岐にわたっている。その為プロジェクトを進めるにあたって担当者だけで全てこなすのは難しく、外部のパートナーと連携するケースが増加しているようだ。

同サービスでは、インハウス化が難しく、かつ専門的なノウハウや経験が必要とされる業務に関して、クライアント(委託者)から希望に沿ったクリエイター(受託者)に直接仕事を依頼することが可能。今後、ひとつのプロジェクトに対して様々な高度なスキルをもったクリエイター達が複数名でサポートできる機能も実装し、新たなプロジェクトの進め方も提案していく予定とのこと。

依頼の流れは、クライアントが募集情報を公開してクリエイターが応募する「募集形式」と、クライアントが直接クリエイターを指名する「指名形式」の二通り。どちらの案件もクライアントが依頼したい仕事内容を決めて募集する。

主な利用シーンとしては、PR/広報業務、映像制作/編集、撮影/中継業務、記事制作、タイアップ企画、イベント制作、各種ディレクションなどを想定。例えば、ドキュメンタリー番組制作経験者へのショートムービー制作を依頼したり、番組制作経験者が企業のPR動画を企画したり、SNSでの拡散を狙った記事広告の制作を依頼したり…高度なスキルを持つクリエイターへ、クライアントが「メディキュレプロモーター」から簡単に依頼をすることができる。

さらに、プレスリリースの配信だけでは行き届かないメディア関係者へ、様々な経験や知識を持つクリエイターたちが人脈やスキルを駆使し、直接情報を届けてくれる仕事(プロモート、キャラバン、紹介、提案代行)の依頼も可能。提案したいメディアのキーパーソンと”つながりのあるクリエイター”へのプロモート依頼や、メディアキャラバン依頼、作家やPRプランナーへの企画相談、専門家などのキーパーソンを紹介してほしいといったPR・広報が抱える課題に対して、さまざまなクリエイターたちがサポートしてくれる。

クライアント(委託者)のメリットとしては「必要な業務だけを直接クリエイターに依頼することが可能」「面識のないキーパーソンへも、クリエイター経由でプロモートが可能」「多くのメディア/広告/PR/映像/マーケティング関係のクリエイターとつながることが可能」といった点が挙げられ、PR・広告業務を大きく助けてくれることになりそうだ。

数多くのPRサービスや広報ツールを開発した会社だけあって、案件開始時にサービス提供会社がクライアントから報酬を預かり(デポジット)支払いトラブルをなくす仕組みや。自身の人脈を生かし、キーパーソン(インフルエンサーやメディア関係者など)とクライアントを「つなぐ」ことに特化した取引ができる仕組みなど、便利かつ双方にメリットのあるサービス内容だ。

まるっとPR業務引き受けてくれるPR会社も必要であるが、必要な業務を必要なタイミングで受発注できるサービスもこれからの時代に求められてくるのは間違いないだろう。情報のデリバリー、提案代行などのシンプルな案件は稼働は少ないが非常に単価の良い仕事でもある為、新たなビジネスが生まれてくる可能性にも期待だ。

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