IFAとObyte、新技術を活用したユーザー主体の次世代型銀行『AIre BRIDGE』の実現に向けて業務提携

2019/03/29
佐藤 勇馬

ブロックチェーン技術を活用したプロダクトやサービスの提供を行うIFAは、ブロックチェーンを筆頭とする分散型台帳技術を利用した次世代型銀行「AIre BRIDGE(アイレ ブリッジ)」の実現に向け、Obyte(旧・Byteball)と今月20日に業務提携の覚書を締結。両社の技術とユーザーコミュニティを活用し、特定の機関に頼らない透明性の高い取引・データ管理を実現させ、ユーザー主体の利便性に特化した次世代型銀行の展開を目指す。

■新技術を用いたユーザー主体の銀行を創出

次世代型銀行プラットフォーム『AIre BRIDGE』は、サービス事業者やシステム管理者でもデータの改ざん・変更ができない分散型台帳技術を活用。従来の銀行にみられる“一括管理型”の帳簿システムからの脱却を可能にするという。自身のデータ管理を他者に預けて特定の機関に依存する集中型システムではなく、すべての人が主導権を持てる分散型システムの実現を目標とする。

分散型台帳技術は、ネットワークを通じて同じ機能を複数用意するため、全ユーザーが平等に情報を活用・保管できる自律分散型の社会をつくり、不正を防ぎ、透明性・安全性の高い取引が可能に。Obyteの開発する新技術「DAG(有向非循環グラフ)」は、取引をチェーンに直接ポストできる仕組みを持ち、二重支出を防止しながら取引のスピードを上げて手数料を削減できるため、ブロックチェーン技術よりも取引を効率化できる。

■日本が東アジア初のサーバー拠点に

IFAとObyteの業務提携に伴って、Obyte初となる東アジアのサーバー拠点「ウィットネス」が日本に開設された。「ウィットネス」は、複数の処理を一つにまとめたトランザクション(取引)の承認を行うノード(ネットワークの接点となる機器)として、Obyteのネットワークを維持する。

Obyteのユーザーは、12個以上するノードの中から信頼するノードを12個選択し、それらのノードを使ってトランザクションを実行。トランザクション実行の対価として、選択したウィットネスに手数料を支払う仕組み。マシンやサーバーのスペックで報酬を得るマイニングと比較して、ウィットネスはユーザーから支持・信頼が求められる。

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この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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