新たな年に向けて新しい「働き方」で社会課題に携わる人を増やす『ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019』

2019/11/25
マガジンサミット編集部

今回のテーマは、ズバリ「働き方」であります。2019年もいよいよ大詰めに近づきつつありますが、新年号令和のスタート、消費税増税、さらに来年は5Gの導入など、時代は来年に向けてさらに大きな動きを見せる印象もあります。一方で「働き方」という点では、たびたび話題になる「働き方改革」というキーワード。今ではリモートワークなどをはじめさまざまな「働き方」が提唱され始めている一方で、「副業」という新たなテーマも生み出されたりと、「何をするのか」「どう働くのか」と「働き方」にも新たな考えが生み出されています。

そして16日、東京で転職サービス「doda(デューダ)」がイベント『ソーシャル・ワークスタイル フォーラム 2019 by doda』を開催しました。これは社会課題の解決に取り組むNPO、NGO、ソーシャルベンチャーなどの「ソーシャルセクター」の多様な「働き方」についての情報を提供することにより、ソーシャルビジネスに興味を持つ人に対して、それぞれに合ったかたちでソーシャルセクターへ参画することを支援する目的で行われたもの。

イベントではユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社取締役人事総務本部長の島田由香さんをはじめ「ソーシャルセクター」の第一人者が登場しご自身の経験や認識などをトークセッションで話される一方で、「ソーシャルセクター」団体それぞれのブースが会場に設けられ、イベント参加者が興味ある「働き方」に向けたさまざまな入り口を提供されていました。今回はイベントの模様などとともに、このイベントを主導されたパーソルキャリア株式会社・ソーシャルビジネス推進プロジェクト担当の井手亮典さんのお話から、このイベントで目指しているものを探っていきます。

もともとご自身も「自分が自由に働ける世界を作りたい」と思い、現在の仕事に携わるようになったという井手さん。イベント自体は当初『ソーシャルキャリアフォーラム』という名前で2016年から行われており、開催当初からイベントには携わっていました。2年前の開催を最後に担当者が不在となったことをきっかけに、自ら手を上げられ担当者・責任者を担うようになり、今年度から本イベントの企画を練り、今回その思いがかたちになったといいます。

「doda」では今年10月に「社会科課題解決を仕事にしたいが、踏み出せていない20〜49歳のビジネスマン1,051人」を対象に「ソーシャルセクター」での理想の「働き方」に関する意識調査を実施したところ、「ソーシャルセクター」での勤務を希望しながらも「収入が減っても働きたい」という方はわずかに約1割と、収入面に不安を抱えていることが明らかになりました。その一方で約3割の人が副業を希望、副業やボランティア、リモートワークなど多様化した「働き方」に合わせた勤務形態を望んでいる傾向となっています。

そういった結果を踏まえ、社会課題解決活動への参加には「『働き方』を変えながら参加してもらうというのがよいアプローチになるのでは」と考えたことが、「社会課題×働き方」というテーマで内容を一新し、今回のイベントを行う経緯となりました。井手さんご自身も、この課題に関しさまざまな立場にある方たちと話していく中で、「ソーシャルセクターは収入面で厳しい一方で、一般企業と比べ働き方・人事制度は充実しており、一般企業で副業が加速しないのは、スキルや知識が活かしやすい同業種への副業は禁止されているのが一般的な状況のため」と考え、「ソーシャルセクターが一般企業の副業としての受け皿になりやすい。

また、収入面のマイナス影響も比較的抑えられながら、やりがいのある仕事を、実現したい働き方で叶えられる。そういった個人のニーズは強く、それを汲み取れるのでは」という一つの仮説を見出しており「それを世の中に当ててみたい」という思いもあったといいます。

また、副業先として、より社会貢献を感じられるソーシャルセクターで働くことの意義を社会に訴えかけることを意識し、「やりたい仕事・やりがいを感じられる仕事がソーシャルセクターにはあり、それを転職ではなく、副業・プロボノなどで解決できる」というメッセージを伝えることを目標として、今回のイベントに取り組まれたといいます。

この日セミナーの会場はイベント開始からほぼ満席の状態。社会課題を解決する仕事を、自分らしい働き方で叶えることに、多くの方が興味関心を持っていることが感じられるところであります。井手さんは、今後このイベントのさらなる規模拡大を目指しつつ、「ソーシャルセクター」と「ソーシャルセクターでの働き方」についてはまだ分かりにくいところもあるので情報をさらに整理し提供し、改善を目指していきたいとのことです。

新たな年に向かって、みなさんもご自身の「働き方」「何をしたい」のか、「どのように働きたい」のかを改めて見つめ直してみてはいかがでしょう?

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